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脱ファスト風土宣言―商店街を救え! (新書y)
 
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脱ファスト風土宣言―商店街を救え! (新書y) [新書]

三浦 展
5つ星のうち 3.2  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)

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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

自然・農村・都市・旧郊外の破壊、地域文化の喪失、環境・エネルギーへの負荷、流動化と匿名化による犯罪の増加、大量浪費空間の出現による現実感覚の変容、大量消費による意欲の低下、生活空間の閉鎖化による子どもの発達の阻害、アイデンティティ危機から生まれるナショナリズム―ファスト風土化がもたらすこれらの問題から地域を守るためにはどうすればよいのか?中心市街地の衰退を阻止する方法から、人が集まる街づくりや建物・場所の潜在力を引き出す街づくりの試み、子どもが遊び育つ街や真の田園都市の姿、そして風土と建築の関係までを、社会学・都市計画論・建築学などの論客一〇人が明らかにする。

内容(「MARC」データベースより)

ファスト風土の外にこそ多様な世界がある。中心市街地の衰退を阻止する方法から人が集まる街づくり、子どもが遊び育つ街や真の田園都市の姿、風土と建築の関係等を、社会学・都市計画論・建築学などの論客が明らかにする。

登録情報

  • 新書: 302ページ
  • 出版社: 洋泉社 (2006/04)
  • ISBN-10: 4862480209
  • ISBN-13: 978-4862480200
  • 発売日: 2006/04
  • 商品の寸法: 17.2 x 10.6 x 1.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.2  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)
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5つ星のうち 3.0 東京が「ファスト風土化」からぬけだすヒント? でもなぜ?, 2008/7/7
レビュー対象商品: 脱ファスト風土宣言―商店街を救え! (新書y) (新書)
地方の「総郊外化」,退廃化に危機感をもつ三浦らの著者たちは,それぞれの立場から解決への努力をはらっている.三浦は解決のヒントを東京にもとめているが,「商店主自身が街に住み,街に愛着を持って店を開いていれば,自然と人口も増える」というのはあまりに楽観的なかんがえだろう.渡もニューアーバニズムに解決策をもとめ,「もう一度東京のよさを学ぶ」ことをすすめている.馬場は日本橋を拠点として,まちの再生をめざしている.

さまざまな分野の著者たちは「ファスト風土化」に危機感をもち,そこからぬけだすヒントが東京にあるという点で共通するかんがえかたをもっているようにみえる.しかし,それがなぜなのかが,はっきりとはみえてこない.
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31 人中、17人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 1.0 処方箋…になっているのだろうか?, 2006/4/26
By 
たこやき21 (東京都) - レビューをすべて見る
(トップ500レビュアー)   
レビュー対象商品: 脱ファスト風土宣言―商店街を救え! (新書y) (新書)
以前読んだ『ファスト風土化する日本』に対する処方箋…というのが、本書の位置付けだろうか。ただ、私には、『ファスト風土化する日本』を読む中で「地方とは一体どこなのか?(郊外都市から過疎地域まで全て同じに扱われている)」とか、「最大の問題点はどこなのか?(色々と問題点が挙げられているが、優先順位ができるだろう)」といった疑問が残っていた。そして、複数著者による処方箋が記された本書でも、その曖昧さがハッキリしていないため、各著者ごとの間で解釈に違いがあり、矛盾が生じたりもしている。
例えば、第1章は、「日本は鉄道網の整備という形でインフラ整備が始まった。そして、その鉄道の駅毎に商店街が延びる形になった。しかし、自動車社会化でそれが失われてしまった。復活させるため、中心街への車の乗り入れを制限するなど、自動車社会化からの脱却を図るべき」というもの。しかし、これは、「鉄道が整備されている」という前提がまず必要になる。公共交通機関が発達している大都市部ならばともかく、未発達な地域で可能であろうか?2章、3章は、新たな都市計画段階からの話であるし、また、6章は著者自ら「東京日本橋だからできた」と認めてしまっている。
8章の著者は、その土地の風土にあった建築というのが重要だと述べる。それは良いとしても、「自分が作った表参道のルイ・ヴィトンの建物は、木造建築だからファスト風土じゃない」って何だそりゃ。三浦氏が批判するジャスコも木造建築で作れば良いのだろうか?
と、まぁ、結果的に言えば、「ファスト風土」というものをテーマにして各々の著者が自分の理論を宣伝しているだけ、という感じである。しかも、これを読んでいて思うのだが、どの意見を採用する(勿論、全て採用する、でも良いが)と、出来あがってくる街はすべて画一的なものになりはしないか?三浦氏の言う「大規模ショッピングセンター進出による中心街の空洞化」は避けられるかも知れないが、同じく問題視している「画一的な街による、アイデンティティの崩壊」が回避できるのだろうか?
また、多くの著者は「コミュニティ強化」が無条件で良いものと考えているが、ここにも疑問符がつく。そもそも『ファスト風土化する日本』で書かれた犯罪の増加、というものは警察の方針転換による影響が大きいし、逆に強化しすぎる事の弊害も忘れるべきではない。
ということで、前作同様に疑問の残る部分が多い書と感じた。
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7 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 ファスト風土育ちならでは, 2007/8/31
レビュー対象商品: 脱ファスト風土宣言―商店街を救え! (新書y) (新書)
三浦展「編著」ということで、氏は序章しか書いておられません。序章での自らの論文は、前著「ファスト風土化する日本」を要約した物と言える。正直言って、この序章だけ読めば、十分理解できるとは思う。
他の社会学者の郊外論を読むと、郊外を批判しているわけでもない(東京圏の郊外を扱っているからか?)。ただ、三浦さんは主に自分の生まれ育った新潟県上越市をはじめとする地方都市の郊外を痛烈に批判している。地方都市の歴史ある中心市街地なんて大してボリュームがないので、地方都市そのものを批判している気がする。
三浦氏とそのほかの執筆者の論考では矛盾が生じている部分がある。それは編集的には失敗なのかもしれないが、これは実は有意義だと思う。他の社会学者の郊外論と比べると、独特な視点で三浦氏が論じているため、この矛盾は読者に客観性をもたらすようにも思う。
良し悪しは人それぞれ評価があるでしょうが、三浦氏の郊外論は読んでいてとてもおもしろいことは確か。おすすめです。
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