6月に木原作品に嵌まって、入手できる作品は全て読んできたのですが、このシリーズはレビューの評価があまりに悪かったので後回しにしていました。
ドラマや小説で、フィクションだと分かってはいても、嫌悪感を感じる行為や表現はありますが、「脱がない男」は他の木原作品同様、面白く読めました。
甲斐谷の行為は最低ですが、作品トータルとしてみればそんなに気になりません。
二人のやりとりがかなり誇張されていて、笑ってしまいそうな場面すらありました。
甲斐谷にせよ、藤原課長にしても、欠点がある人間の方が何故か惹かれるし、いじらしく思えてきます。
「Don’t Worry Mama」の書き下ろしも嬉しかったのですが、甲斐谷と藤原課長の話を読んだ後だと、二人ともいい人すぎてちょっと物足りなかったり・・・(毒されすぎですか^^;)
読んで不快になるという方の気持ちもとても分かりますが、木原ファンの方には是非読んでいただきたいシリーズです。