いわゆる手帳の使い方のハウツー本ではない。非常に面白い「体験的手帳論」である。私はマンダラビジネス手帳を使っているが(野口さん、スミマセン)、手帳に何を書くか、何を書いておくと自分がつまづいた時、欝っぽくなっている時に手帳が助けてくれるか、大いに参考になった。「社長になると誰も褒めてくれないですからね」と野口さんがおっしゃっているが、だからこそ、自分の成長は自分で記録しておくことが大事だということ。給与なんかで周りが評価してくれることもあるが、自分で頑張っていても必ずしも周りが評価してくれるとは限らないのが大人の社会。そんな時に「腐らないように」、周りがなんと言おうと、自分は今日、この事をしたのだ、という足跡は手帳なり日記なりに記録して保存しておきたい。「この5年間、自分は何をしてきたのだろう?」と思った時、その日々の記録が残っていることは大きな励ましになる。ここ数年で、毎日の中で「これは手帳に書いておくべきこと!」というのがかなり的確にわかるようになった。野口さんは「あの世とやらがあるなら、自分はこれだけの事をしてきました、と手帳を見せて証明したい」という内容のことを書かれているが、その気持ちは大いにわかる。一読をお勧めします。