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53 人中、48人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
読み応え充分,
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レビュー対象商品: 能力構築競争-日本の自動車産業はなぜ強いのか 中公新書 (新書)
著者は、企業のパフォーマンスの構造を(1)組織能力→(2)深層の競争力→(3)表層の競争力→(4)利益パフォーマンス、という因果関係により構造化する。(これは、まさに、バランス・スコアカードの(1)学習と成長→(2)ビジネス・プロセス→(3)顧客→(4)財務という関係と同じである。) 著者の主張は、日本自動車産業の強さは、(1)組織能力、(2)深層の競争力にあった、とするものであるが、分析の妙味は、なぜそれが可能であったか、ということを、インテグラル(摺り合わせ)・モジュラー(組み合わせ)、クローズ(囲い込み)・オープン(業界標準)というフレームワークで描きだした点であろう。つまり、自動車は、基本的に、インテグラル・クローズであり、だからこそ、!組織能力や深層の競争力といった「能力構築競争」が起きるというものである。 この本を書き終えるのに10年かかったという。読み応え充分である。新書でありながら、ハードカバーの単行本に相当する内容の深さであり、お買い得感も強い。 自動車産業の方のみならず、日本のメーカーにお勤めの方や経営者・マネージャー層の方にお薦めである。
22 人中、18人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
新書にしては異様に分厚く読み応え十分,日本の全産業の道しるべたる優書.エセ経営幹部に,
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レビュー対象商品: 能力構築競争-日本の自動車産業はなぜ強いのか 中公新書 (新書)
日本の自動車産業はなぜ世界的に強いのか,という素朴な問いに引きつけられてこの本を読み始めたのだが,著者30年の研究成果の含蓄はずしりと応える.アメリカのコンサルタントがモノにするようなスマートな概念構築と変わり身の早い目先の追求とは全く異なり,まさに日本的な愚直で地道な探求が生んだ「能力構築競争」.これこそ,コンサルタントの受け売りで社内に害毒を流すエセ経営幹部に読ませたい本である.競争は表層だけではなく深層でも行われている.それがこの能力構築競争である.経営基盤競争と言い換えても良い.目先の表層の競争力ばかりに目が向いていた昨今のコンサルタントや経営者に言って聞かせたい内容である.この競争は長期にわたり戦われる.自動車産業の場合,その期間はすでに30年をゆうに超えた.これからが正念場だ.
18 人中、14人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
トヨタの強さ,
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レビュー対象商品: 能力構築競争-日本の自動車産業はなぜ強いのか 中公新書 (新書)
この本は、日本の製造業最強の会社、トヨタ自動車を例に能力開発競争、つまり工場での生産性向上の根源とは何かに迫ったものである。日本の自動車の弱みであるブランド力はおいておいて強さの秘密である現場の改善能力の根源とは何か?またなぜ他の製造業も同じような現場での改善を行ってきたのに自動車だけが競争力で世界を席巻できたのかを モジュールなどの産業構造の比較から紐解いてゆくなど興味深い話題満載である。
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