働き始めの研修医です。
アメリカで「フェルソン読める胸部X線写真」がmust readであるように、
本書は日本において同様またはそれ以上の価値があると思いました。
フェルソンはどちらかといえば機序にやや力をおき、
本書は胸部X線の構造物の読影に力をおいています。
何より嬉しいと思ったのが、構造物を線で描いているイラストがあることです。
<どこにどの構造物がどういう風に見えるのか>
全てを網羅していませんが、最低限抑えておくポイントがフェルソンよりも幅広いです。
この本に載っているシェーマを空で書けるようになってから臨床現場でX線を読むと・・・
胸部X線ってこういうことを意識して読むもんなんだ、とわかります。
各論は写真が豊富であり、実際の症例に出会ったときに読む、というように使うのがベストでしょうか。(時間効率の観点より)
胸部X線写真の本を持っていないならばとりあえず買って損はないです。