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背徳のパラダイス (ラベンダーブックス)
 
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背徳のパラダイス (ラベンダーブックス) [文庫]

ケイト・ピアース , 五十嵐とも子
5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (1 カスタマーレビュー)
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商品の説明

内容紹介

脱獄し英国へ旅立ったヘレーネ。道中に出会ったフィリップと情熱的な一夜を過ごした後、けんか別れに。十八年後、ふたりは再会するが、彼の心は冷たかった。もう一度、愛を取り戻せるのか?
「本の紙まで熱くなりそう……」とその鮮烈な官能描写が話題のシリーズ。今回は『悦びの館』の女主人ヘレーネがヒロイン!

内容(「BOOK」データベースより)

1801年冬、吹きすさぶ嵐のなか、ヘレーネは女ひとり、乗り合い馬車でロンドンへ向かっていた。フランス革命で家族を失い、バスティーユ牢獄では、看守たちに身を奪われながらなんとか生きのびてきた。すきを見て脱出したその道中、英国人のフィリップ・ロスに出会う。一目会ったときから強烈に惹かれあったヘレーネとフィリップは、一晩激しく愛し合った。彼はヘレーネに結婚を申し込むが、男にすがる生き方を望まないヘレーネは拒絶。けんか別れとなる。18年後、会員制クラブ“悦びの館”の経営者として成功したヘレーネの前に、フィリップが現れる。彼は、ヘレーネのクラブを娼館だと批判、館を全面否定する。だが、それはフィリップの策略でもあった。もう一度、ヘレーネを手に入れるための…欲望うずまく、極上のエロティック・ロマンス。

登録情報

  • 文庫: 367ページ
  • 出版社: 幻冬舎 (2012/1/27)
  • ISBN-10: 4344418018
  • ISBN-13: 978-4344418011
  • 発売日: 2012/1/27
  • 商品の寸法: 15 x 10.2 x 2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (1 カスタマーレビュー)
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By ガブリエル トップ1000レビュアー
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フランス革命で家族を失った18歳のヘレーネは、ロンドンへ向かう乗り合い馬車の中で魅力的な青年フィリップと出会う。
彼は男爵家の次男で、亡くなった兄の婚約者と結婚して家督を継ぐために、インドから呼び戻されたところだった。
情熱的な一夜をともにし、互いに強い愛と運命を感じる、ヘレーネとフィリップ。
しかし、暗い過去を背負う自分と、身分の違うフィリップとの間にしあわせな未来があると思えないヘレーネは、彼の求婚を拒絶する。
傷心のフィリップは、両親の命ずるまま兄の身代わりとして結婚し、ヘレーネは彼の結婚後に子どもを身ごもっていることに気づく。
18年後。高級会員制クラブ<悦びの館>の経営者として成功したヘレーネの前に、突然フィリップが現れる。
17年間の不幸な結婚生活は、彼を別人のように変えていた…。

マダム・ヘレーネの≪悦びの館≫シリーズ第3弾。
今回は<悦びの館>の女主人マダム・ヘレーネ本人が主人公です。

18年前も、いまも、強く惹かれあうヘレーネとフィリップ。
2人の気持ちのせめぎあいと、それぞれの家族にまつわる葛藤、そして不幸な結婚生活によって失われた、
自らのセクシャリティを取り戻そうとするフィリップの試みが、この作品では描かれています。
同時に、これまで謎とされていたヘレーネの過去や<悦びの館>創設秘話もこの作品で語られます。

今作を読む前は「今度は普通のロマンスだから、男×男はないよね…?」と思っていたのですが…。
このシリーズに「普通のロマンス」なんてないのでした。まして、マダム・ヘレーネの恋人が「普通」なわけ、ないですね。
しかし、フィリップは気品のある紳士で、肉体的にも精神的にも成熟した大人。
前2作『背徳のレッスン』『背徳のエンジェル』の登場人物たちのように過剰な性欲を持て余しているわけでも、
尋常でない性的指向をもっているわけでも、性格が歪んでいるわけでもないので、(前2作にくらべれば)官能シーンも安心して読めます。

やおい好き、BL好き、おやじ好きの方にはおすすめ。
描写は『背徳のエンジェル』の方がずっと多い上に過激ですが、『背徳のパラダイス』の方が内容が控えめで節度がある分、逆に色っぽいです。
30代後半のフィリップと、30代前半の海軍将校デイヴィッド・グレー大佐の関係は、そちらが好きな方にはたまらないかと思います。
(個人的には、ヘレーネとフィリップの関係よりときめきます。いえ、前2作も含めた、どのカップルよりも)

また、「≪悦びの館≫シリーズに興味はあるけど、大丈夫かな…?」という方は、この作品から試してみるといいかも。
シリーズの中では1番ノーマルで描写も控えめ(基本1対1だし、SMもない)、官能ロマンスの範疇に収まる作品だと思います。
ただ、「純粋なロマンスが好き」という方が楽しめるかどうかは微妙です。

≪悦びの館≫シリーズ第4弾は、『背徳のレッスン』のヴァレンティンの異母弟、アンソニーが主人公。
『背徳のレッスン』で事件に巻き込まれ、拉致監禁暴行されて以来、男性を相手に被虐行為に走るようになったアンソニーの運命は…?
こちらは、アンソニーの美貌の兄ヴァレンティン、サディストで男好きのミンショム卿が絡んだ波乱のストーリーになるようです。  
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