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背後の足音 上 (創元推理文庫)
 
 

背後の足音 上 (創元推理文庫) [文庫]

ヘニング・マンケル , 柳沢 由実子
5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (7件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容紹介

夏至前夜から行方をくらました若者たち。ひとりの母親の必死の訴えがヴァランダーらを動かした。捜査会議を招集するが、刑事の1人と連絡がとれない。好評シリーズ第7弾。

内容(「BOOK」データベースより)

夏至前夜、三人の若者が公園でパーティーを開いていた。18世紀の服装、料理、ワイン。彼らをうかがう目があるとも知らず…。イースタ警察署に、夏至前夜に友人と出かけて以来行方不明の娘を捜してくれという母親の訴えが出された。その捜査会議に刑事のひとりが無断で欠席する。几帳面な人物がなぜ?不審に思ってアパートを訪ねたヴァランダーの目の前に、信じられない光景が。

登録情報

  • 文庫: 440ページ
  • 出版社: 東京創元社 (2011/7/21)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4488209122
  • ISBN-13: 978-4488209124
  • 発売日: 2011/7/21
  • 商品の寸法: 15 x 10.8 x 2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (7件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 193,376位 (本のベストセラーを見る)
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2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By Ke
Amazonが確認した購入
 不気味な始まり、同僚の死、手掛かりの無い闇の中、混乱に次ぐ混乱に、全員疲労困憊。上巻前半は、個人的問題をあれこれ抱えた主人公が、事件に振り回され、朝も夜も昼も無しの、ドロドロムード。いや、冴えません。
 しかし、上巻後半、犯人の嘲笑的振る舞いに活路を見出したか、やけくそ気味ですが、あの、ヴァランダーが復活です。設定は、少々、粗雑ですが、マンケルらしい、鬼気迫る筆致、毒々しい程リアリティ溢れる心情描写が、場面に引き摺りこんで行きます。上巻最後は、「それはやめてくれー」と頼みたくなるような辛さです。

 注)後半は、凄い迫力ですが、前半は、いつもより一層長いヴァランダーの愚痴愚痴ボヤキで、読むのが、相当辛いです。前半を乗り切れば、一気に読めます。
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10 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
まさに絶好調の作家だ。「殺人者の顔」から始まり、スェーデン警察小説の白眉、刑事ヴァランダーシリーズも7作目。本作は、同僚の刑事、そして若者3名+1名計5名が上巻で殺害されるといった惨殺事件、本当に血生臭いシリーズ最大の事件と言って良い。とにかくページを捲る都度に、残忍なる犯人人物探し、本格推理物顔負けの警察捜査小説、ミステリー好きには本当堪らない作品に仕上がっている。殺された(自殺した?)同僚刑事の犯人説、紆余曲折する展開、そして主人公刑事場ヴァランダーの体調(糖尿病?)の心配、別れた妻の再婚、娘、恋人との行方とシリーズ物の今後の展開含め、興味尽きない。
個人的にはシリーズ最高傑作、各書評誌絶賛だった「目くらましの道」と肩を並べる作品と評価しても良いと思う。それだけ、緻密に、丹念に描かれた警察小説である。
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北欧の残酷さ 2012/5/21
By Hasse
Amazonが確認した購入
私がスウェーデンに住んでいた1980年代は、北欧は他の欧州諸国とは異なり、好人物が多く自然があふれた生活環境の中で日本では味わえない生活を楽しんだものだ。
1年前にノールウェイで起きた77人虐殺事件は、起こりえない国で起こった事件であり、最初はわが耳目を疑ったが、もはや北欧といえども例外でないということを理解した。
北欧の推理小説が好きな友人から、「背後の足音」が面白いと紹介され、連休を利用して読んでみた。
残酷な殺人が続き、それを一人のベテラン警部が追いつめるストーリであるが、ノールウェーの事件がなければ、スウェーデンではあり得ないと思ったであろう。
ベテラン警部の上司・仲間・部下との淡々とした人間関係がいかにもスウェーデンらしく懐かしい。
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