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背の眼
 
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背の眼 [単行本]

道尾 秀介
5つ星のうち 3.5  レビューをすべて見る (22件のカスタマーレビュー)

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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

「レエ、オグロアラダ、ロゴ…」ホラー作家の道尾が、旅先の白峠村の河原で耳にした無気味な声。その言葉の真の意味に気づいた道尾は東京に逃げ戻り、「霊現象探求所」を構える友人・真備のもとを訪れた。そこで見たのは、被写体の背中に二つの眼が写る4枚の心霊写真だった。しかも、すべてが白峠村周辺で撮影され、後に彼らは全員が自殺しているという。道尾は真相を求めて、真備と助手の北見とともに再び白峠村に向かうが…。未解決の児童連続失踪事件。自殺者の背中に現れた眼。白峠村に伝わる「天狗伝説」。血塗られた過去に根差した、悲愴な事件の真実とは?第5回ホラーサスペンス大賞特別賞受賞作。

内容(「MARC」データベースより)

「レエ オグロアラダ ロゴ…」 ホラー作家の道尾が白峠村の河原で耳にした無気味な声。その言葉の真の意味に気づいた道尾は「霊現象探求所」の真備を訪れた。そこで見たものは…。第5回ホラーサスペンス大賞特別賞受賞作。

登録情報

  • 単行本: 397ページ
  • 出版社: 幻冬舎 (2005/01)
  • ISBN-10: 434400731X
  • ISBN-13: 978-4344007314
  • 発売日: 2005/01
  • 商品の寸法: 18.4 x 13.6 x 3.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.5  レビューをすべて見る (22件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 441,329位 (本のベストセラーを見る)
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5つ星のうち 3.0 超常現象を巧みに組み込んだ“本格ミステリー”, 2007/11/29
’04年度「第5回ホラーサスペンス大賞」特別賞受賞作であると共に、本格ミステリー界注目の俊英、道尾秀介のデビュー作である。

ホラー作家道尾は、観光で訪れた福島県の田舎、白峠村で不気味な声を聞き、恐怖のあまり東京へ逃げ帰る。この周辺で4人の児童連続失踪事件が発生しており、最初の子供が殺害されて、頭部だけが発見されていたのだ。あの声はそのことに関係している・・・。

一方、道尾が相談に訪れた、大学時代の友人『霊現象探求所』の真備(まきび)の元には、白峠村周辺で写真を撮った、職業・年齢・時期もまったく別々で、まったく関連性のない4人の別々の被写体の背中にふたつの目が写っている写真と、被写体の人物たちが皆自殺しているといったファイルがあった。

真備は、自らの興味と事件の真相を求めて、助手の北見と道尾を伴って現地に向かう。村に伝わる血塗られた過去に根ざした「天狗伝説」は何を意味するのか・・・。白装束の女性は・・・。たったひとりで民宿をきりもりする主人の悲惨な過去とは・・・。
そして、3人を待ち受けていたのは悲壮な事件の真実だった。

本書は、「ホラサス大賞」応募作ということでホラー色が強いが、実際は、探偵役もワトスン役もしっかりと配されており、伏線も巧みで、最後に、ある一定のレベルのロジックによって謎が解明されるスタイルをとっており、科学的には解明できない超常現象を程よく組み込ませた本格ミステリーといったほうがいいだろう。
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7 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 「濃厚なホラーの薫り」を持つミステリー, 2006/5/5
By 
lemonerika - レビューをすべて見る
(殿堂入りレビュアー)   
白峠村で不気味な声を聞いた、主人公は、「霊現象研究所」の友人、そして助手と、白峠村へ秘密を探りに。そこで発生していた、児童の連続誘拐事件、天狗の伝説・・・。不気味な声の正体は、事件との関係は、そして、犯人はいるのか・・・。

この世の事件とも、あの世の事件ともつかぬ謎を、主人公たちは、追いかけます。

雰囲気に参りました。鄙びた村の描写、謎の住人たち、不思議な少年、天狗とは何か、霊とは、古い絵・・・。独特の雰囲気をもって、迫ってくる本でした。

登場人物も多くなく、話の筋も追いやすく、読みやすい本でした。それもあって、一気に読みました。

登場人物がそれぞれ背負った過去など、読みどころ満点で、がっかりさせない本だと思います。
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9 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0 これはホラー小説ではないですね。, 2005/5/14
レビュー対象商品: 背の眼 (単行本)
 厳密に言うとこれはホラー小説ではないと思います。よく言えば超自然の要素をちりばめた、本格推理小説というような仕上がり。悪く言えばどっちつかずの中途半端な作品。
 タイトルと表紙から伝わる重厚なイメージはあっさり裏切られ、キャラクター描写、文体と、ライトタッチである意味とても今風な小説ではあります。
 連続して起きた自殺。生前、撮影された写真にうつるその人間の背中に現れる眼。事件を調べるうちにある田舎町に発生している連続失踪事件。そしてその村に伝わる「天狗伝説」と、とても良い雰囲気で話は進みますが、どうしてもキャラクターの描きこみや表現が軽く感じて、正直自分にはいまひとつ。さらにホラー小説を期待して読んだ点もマイナスになりました。
 しかし、本格推理としては随所にちりばめられた伏線や、収束に向かうまでの展開、まさに意外な真相など、なかなか良くできた構成。
 なので、この小説の楽しみ方はホラーの味付けがなされた本格推理小説として読むと、良いと思います。
 ホラー小説的には星2つ、本格推理物としては星4つ、中間を取り星3つの評価とさせていただきました。
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