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旧ミュータント部隊を超重族の罠から守り抜け!超絶ローダン・シリーズ第345巻。,
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レビュー対象商品: 肉体喪失者の逃亡 (ハヤカワ文庫 SF ロ 1-345 宇宙英雄ローダン・シリーズ 345) (文庫)
超重族の卑劣な策略により捕縛しようと狙われる旧ミュータント部隊員の超絶的な活躍を描く大長編SFスペース・オペラ宇宙英雄ローダン・シリーズ第345巻。本巻の執筆者は、大ベテラン健在一冊まるごとマールです。新たな銀河系第一ヘトランとなった超重族レティクロンは太陽系帝国の裏切り者を使った恐るべき作戦を立案する。本書には本当に久し振りに大物の悪役ヘトソンの告知者にしてラール人ホトレノル=タアクが登場しますので期待してお読み下さい。『背信のスペシャリスト』クルト・マール著:レティクロンは超重族の収容所惑星に捕われ絶望したUSOスペシャリストのカンテンバーグをスパイに仕立て上げ惑星からの脱走を演出し、帝国に潜入させて旧ミュータント部隊員八名を捕えようと企む。本編では、まんまとアトランの信用を得た裏切り者を、旧ミュータント部隊の一員テレポーターのタコ・カクタが精神存在の形で憑依して心を読み正体を見破って対決する内面の心理戦が圧巻の読み所です。『肉体喪失者の逃亡』クルト・マール著:タコは逃亡するカンテンバーグによって超重族の収容所惑星に運ばれ、裏切り者の死の瞬間にレティクロンの肉体に乗り移り彼の自我に捕えられてしまう。一方、旧ミュータント部隊の動向に関心を持つラール人ホトレノル=タアクが尋問の為に惑星を訪れる。本編では精神存在のタコ・カクタがSF小説ならではの超絶技巧で信じられないような活躍を見せて大暴れします。何と言っても憑依し同体となった人間がタコ本来の持つテレポーテーション能力を獲得するという設定の巧みさに感心させられます。 本巻の翻訳者、五十嵐洋氏のあとがきは長大なシリーズの重複する惑星名・タイトルの処置を明かされています。最近は本書のようにベテラン作家がひとつのエピソードを二話に分けてじっくりと書き込むパターンが目立ち、とても読み応えがある仕上がりに大満足しております。
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