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8 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
非常に面白かった。,
By 茄子 (東京都) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 職業的使命感のマネジメント―ノブレス・オブリジェの社会技術 (組織の社会技術5) (単行本)
この本は5冊シリーズになっているうちの5巻目で、前回3巻目を読んだことをきっかけに、5巻目も読んでみました。職業上の「働き甲斐」「やり甲斐」「生き甲斐」というものは、分かったようで分からない、非常に定義が曖昧なものです。 この本では、明解な調査データをもとに、明確にこれらを定義しています。社会調査研究の中で、これほどデータがしっかりと明らかに出ているものは、他にあまり見たことがありません。社会科学とはかくあるべきという堂々とした存在感があります。 人間とは己のためだけには生きることができない、他がために生きて初めて「生き甲斐」を見出す生き物なのだという深い洞察を実証データから得ることができました。これは非常に大きな納得感をもたらしてくれました。 あえて言えば、どうしたら職務的自尊心を築き上げることができるのか、著者の一歩踏み込んだ考察をきいてみたかったと思います。次の著作に期待いたします。
5つ星のうち 5.0
まさに秀作,
By MT (神戸) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 職業的使命感のマネジメント―ノブレス・オブリジェの社会技術 (組織の社会技術5) (単行本)
コンプライアンス違反が耐えない昨今で、手続き的、工学的なコンプライアンス防止策の不備を指摘した非常に優れた書籍。MBAもこっちを読んで会計、法律にならんだガバナンスの基礎となる組織心理学を学んだ方が良いと思う。
5つ星のうち 5.0
使命感と不祥事の関係,
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レビュー対象商品: 職業的使命感のマネジメント―ノブレス・オブリジェの社会技術 (組織の社会技術5) (単行本)
消防署に対する大規模な(対象者1,000名超)調査を踏まえて、仕事における使命感と組織的不祥事の関係について解説しています。仕事における使命感を、職務的自尊心(仕事に対する誇り、効力感など)と職能的自尊心(仕事に要する技能習得の重要性など)、天職感に区分し、それらと不祥事(個人レベル、組織レベル)との相関を、組織の規模、職位、職種に分けて調査しています。 また本シリーズの「属人思考の心理学」での調査結果と併せて、不祥事との関係を分析・解説しています。 結論としては、職務的自尊心が高いほど、また属人思考が低いほど、組織的不祥事は起きにくい、といったものであり、組織における人のあり方に精通している人であれば、直感的に頷けるものではありますが、これを社会心理学の知見を活かして調査により導き出したことが、価値だと思います。 本書を含めたこのシリーズは、もともと組織の不祥事についての研究でしたので、組織がより上手く成果を生み出し続ける要因は何か、についてはほとんど触れられていません。 従って、組織の不祥事を減らしつつ、成果を生み出し続けるためにはどうすべきか、またどうバランスを取ればよいのか、もし不祥事を引き起こす要因が同時に成果を生み出す要因であるということはあるのか、といった問いに答えるものではありません。 しかし、組織の負の部分をマネジメントすることが日に日に重要になっていますので、本書の知見だけでも取り込むことに意義はあると思います。
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