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職業欄はエスパー (角川文庫)
 
 

職業欄はエスパー (角川文庫) [文庫]

森 達也
5つ星のうち 4.6  レビューをすべて見る (15件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 820 通常配送無料 詳細
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

誰にでもある能力なんです。

スプーン曲げの清田益章、UFOの秋山真人、ダウジングの堤裕司、一世を風靡した彼らの現在をドキュメンタリーにしようと思い立った森達也。現実なのか、それとも…。超オカルトノンフィクション。

内容(「BOOK」データベースより)

スプーン曲げの清田益章、UFOを呼ぶ秋山真人、ダウジングの堤裕司。かつては一世を風靡し、「超能力者であること」を職業に選んだ彼らは今、どんな日常を送っているのだろう。三人に興味を抱いて、八年間にわたって取材を続けた著者が数々の不可思議な現象をまのあたりにしながら、「超能力」という迷宮にさまよい、彼らの孤独をすくいとろうとした異色の超現実ノンフィクション。

登録情報

  • 文庫: 396ページ
  • 出版社: 角川書店 (2002/09)
  • ISBN-10: 4043625022
  • ISBN-13: 978-4043625024
  • 発売日: 2002/09
  • 商品の寸法: 14.8 x 10.6 x 1.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.6  レビューをすべて見る (15件のカスタマーレビュー)
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最も参考になったカスタマーレビュー
26 人中、25人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By カスタマー
形式:文庫
メディア論、及びドキュメンタリー論によって、超能力をとりまく一般社会の精神構造、経済構造を浮き彫りにするという、お得意の手法。
3人のいわゆるエスパー達が登場するが、本当の主役は著者自身である。
終始一貫、「信じるか、信じないか」というベクトルで論じることを避けた。
にもかかわらず、初めと終わりとでは、著者の超能力に対する立場が明らかに変化したことが読み取れる。
超能力を信じるか信じないかではなく、エスパー達の人格を信じるか?自分が見たものを信じるか?
ドキュメンタリーに携わる者として、非常に微妙な立場を選択せざるを得なかった著者の苦悩が見て取れる。
このレビューは参考になりましたか?
25 人中、23人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By pp-tang
形式:文庫
本書では、いわゆる超能力者3人に密着し、彼らの異能者としての半生を描いています。同時に本書は、超能力という不思議な存在を、安易に否定も肯定もせず、「いったいこれをどうとらえればいいんだ?」という絶えざる逡巡の中にいる著者自身の心のドキュメントともなっており、二重に興味深いものです。著者は実際にじかにスプーン曲げの瞬間を目撃しているらしいが、いわゆる既存の科学的常識から考えてそんなはずはない、との思いは消えない。だが、よくいる超能力否定派のように、超能力(者)を科学的見地から「ありえない」と端から決め付ける横暴さには決して与しない。こうしたフェアで誠実な態度にとても好感が持てます。現象に対する謙虚な姿勢を「科学的態度」とするなら、大槻教授ではなく、この著者こそ科学的であると思います。
このレビューは参考になりましたか?
11 人中、10人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By picander トップ500レビュアー
形式:文庫
超能力を信じる・信じない、あるいはホンモノ・インチキといった議論は本書の主題ではない。超能力者のノンフィクションでもない。
冷静な観察者としての著者が、「超能力者」という職業を営む人々と接する中で、超能力が信じるに足るものか否か、ひいては超能力者は信じるに足る人間か否か、葛藤し続けるプロセスの記録です。主役は取材対象よりも著者自身であるのが、本書のみならず著者のノンフィクション本の特徴である。

著者の他のノンフィクションを読むと、ヒューマンな視点を持ちつつも、決して叙情に流されてはいない。科学的な思考ができる人間だと思う。
それゆえ超能力について著者の当初のスタンスは懐疑派であったろう。
その著者が、葛藤する。生身の人間として超能力者と接していると、彼らが嘘をつき通すような人間には思えない、と感じてくるからである。

逆に懐疑派の人々の強引な議論の進め方や、タレント根性に接するうちに、「超能力を信じるつもりはないけれど、人間としてみた場合、超能力者が嘘をついているとも言いがたいし、一方で懐疑派の連中は人間として信用するまでには至らない」
という地点にたどり着いてしまった。

その最期まで釈然としない心の葛藤のプロセスが、非常によく書けている。
最後は超能力がホンモノかニセモノかとは全く別次元の、「信じるとは何か」といった哲学的な領域に踏み込んでいます。
超能力とは何かはもちろんわからないままですが、著者とともに葛藤を追体験できる本です。
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最近のカスタマーレビュー
信じる信じないの本じゃない
職業をエスパーにした人たちの日常、メディアで見るエスパーたちの本音などがすごく丁寧に書かれていて面白かった!!超能力はあるかないか、幽霊や宇宙人はいるかいないか、... 続きを読む
投稿日: 8か月前 投稿者: のんち
清田益章くん。僕のすぐ右横に座って、スプーンを折った
僕はこのルポルタージュに登場する特異効能者(中国では超能力者をこう呼ぶ。この呼称のほうが僕にはしっくり来る)たちや、... 続きを読む
投稿日: 10か月前 投稿者: Gori
一気読みでした
森達也の「職業欄はエスパー」です。3人の「超能力」を持つ人々の、ある時点の「人生」を写すドキュメンタリーを撮った作者の自作ルポです。いわゆる「超能力」を持つといわ... 続きを読む
投稿日: 2010/5/17 投稿者: hiraku
徹底的に主役は森氏
今回は、森君が(自称)超能力者を取材するよ。
超能力って本当にあるのかなあ。
森君の悩み、迷いを... 続きを読む
投稿日: 2010/3/3 投稿者: しおゆい
超能力を題材に、問われるのは「メディア」そのものだ
奇術師ですら手品でないと言い切るような、
物理学では解明できない現象が、目の前で起きても、... 続きを読む
投稿日: 2010/2/5 投稿者: 鬼怒川
内容は面白いが・・・著者の人間性に???
秋山氏、清田氏、堤氏の「超能力」の業界で一世を風靡した3人の能力者にフォーカスしたノンフィクション作品ですが、主役は著者だと思いました。いつの時代でも「信じる、信... 続きを読む
投稿日: 2010/1/20 投稿者: まっさん
エスパーを鍵に考える
 3人のエスパーを中心にさまざまな角度から説明不可能な事象について考察をすすめる本。... 続きを読む
投稿日: 2009/1/6 投稿者: jazzy
超能力を信じる、信じないという問いに意味はない
『東京番外地』や『放送禁止歌』で森達也氏にはまって、
このところ、片っ端から読んでいる。... 続きを読む
投稿日: 2007/2/24 投稿者: 内田裕介
あなたは、超能力『信じる派』?、『全否定派』?
森達也という人に魅せられて、どんどん彼の本を読んだ。... 続きを読む
投稿日: 2005/3/31 投稿者: だーーー
初めての試み。
超能力に対して、またエスパー自身に対して、ジャーナリズムを持って、アプローチしたのは森さんが初めてではないのだろうか。ある、ないという事を論じられるのは著者の本位... 続きを読む
投稿日: 2004/5/16 投稿者: くじ
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