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職業のカルマと未来 (Steiner Books)
 
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職業のカルマと未来 (Steiner Books) [単行本]

ルドルフ シュタイナー , Rudolf Steiner , 西川 隆範
5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (1 カスタマーレビュー)
価格: ¥ 2,520 通常配送無料 詳細
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

ゲーテの仕事の考察に始まり、近現代の職業、個人のカルマ、そして未来の提言へ。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

シュタイナー,ルドルフ
1861‐1925年。ウィーン工科大学に学び、21歳でドイツ国民文学双書の『ゲーテ自然科学論文集』の編集を担当。1891年、フィヒテの知識学を扱った論文で哲学博士号を取得したのち、ベルリンで文芸・演劇評論誌を編集。20世紀に入ると同時に、ロシアの神秘思想家H・ブラヴァツキーの創始した神智学運動に加わり、1912年、アントロポゾフィー(人智学)協会を設立。独自の精神科学に基づいて、教育、医学、農業、建築、社会論などの分野に業績を残した

西川 隆範
1953年、京都市生まれ。スイスとドイツでシュタイナー精神科学を研究。シュタイナー幼稚園教員養成所(スイス)およびシュタイナー・カレッジ(アメリカ)客員講師を経て、多摩美術大学非常勤講師、自主学校“遊”オープンハイスクール講師、学校法人シュタイナー学園評議員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 単行本: 245ページ
  • 出版社: 風濤社 (2008/03)
  • ISBN-10: 4892193011
  • ISBN-13: 978-4892193019
  • 発売日: 2008/03
  • 商品の寸法: 19.4 x 13.6 x 2.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (1 カスタマーレビュー)
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形式:単行本
 この本は変な時に読むとムチャクチャ自分の中に入って来る。たとえば、徹夜してしまったふらふらの朝など。そんな時にはふつうの経済書などはちっとも入って来ないのだが。つまり、現代社会常識に適応させた日常意識みたいな回路からの読み方ではアクセスできない事柄が書かれているのだ。そこが緩んでいる時に読むと、魔法にかけられたかのようになる。翻訳による誤差は重要ではなく、書き手(話し手)が魂から伝えようとしたことが突如として流れ込んで来るかのようだ。したがって読み進めていくうちに、読み方が貪るようになっていく。これまで外部から触れられたことのない身内の部分にコンタクトされるから。その部分はずっと自分に在ったのだが、これまで自分の外部とこのように明快に触れ合うことがなかったから、乾いた砂に沁み込むように入って来る。またそれ以上に、かつて誰か(=シュタイナー)が、これほど明晰に言語化していた事実に、驚嘆する。安堵もする。内側で感じていたことが妄想ではなかったことが自明となるから。

 超感覚的なものとは何なのか? それがスッととわかるところに来ている人にとって、この本はものすごく有益だろう。個人が携わる職業というものが、単なる偶然ではないことはもちろん、心理学で言われている自己実現という合理精神的解説はかなり表面的だということもわかる。もちろんその考え方も有意義に違いないが、自己実現というのはエゴイスティックな発想が感じられどこかで違和感を覚える人たちもいるだろう。これを、心魂からの顕われとして観察するとき、自己実現という自分本位の事柄ではないことが合点できる。もっと深い、魂からの‘導き’とえいるものであり、それが充たされることで実現されるカルマの均衡へとつながっているものなのだ。カルマが成就すれば、成就による平安が達せられる。世界がいかに不和に満ちているかを考察するとき、このような視点から考えることが必要ではないだろうか? とも思わされる。

  いま、今生で与えられた命が求める個人個人の道にこうして気づいていくとき、自ずと、命に対して敬意を覚えざるを得ない。学校教育で強調されている‘only oneの命’の、本当の意味合いは、ここにあるのだ。現代教育のそれはかなり情緒的なものに偏っているが。自ら探し求め、やがてはこのような究極の世界観に到達できる魂もこれからはもっと出てくるのではないか? そういうカルマの持ち主が今後もっと出てくるような気がする。3.11の後の未来を考えると、それが起きたタイミングや、歴史のカルマを考察すればそういうことが、歴史的カルマの導きとしてあるのかもしれないと思う。それに対して自分も心を澄ませておきたいと思った。
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