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1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
職業能力としての専門的知識と技術の重要性,
By 学級委員長 (埼玉県) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 職業とは何か (講談社現代新書) (新書)
「日本では、仕事と職業が混同されて使われている」と著者は言う。そして「”職業”について、解き明かしたものは見当たらない」と嘆く。それこそが、現在の日本の状況を作り出している元凶であるかのように。「職業」に真正面から切り込み、「職業」を論じた著書として同意できる部分が多い。 ”就活生”向けに書かれているようであるが、全職業人の働き方を見直す契機となる。
5つ星のうち 5.0
やりたいことを仕事にするのではなく、仕事がやりがいを与える,
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レビュー対象商品: 職業とは何か (講談社現代新書) (新書)
よくある就活のハウツーものとは全く違う発想から書かれた本である。しかも、職業の重要性を非常に強調してもいる。職業は単なる仕事ではなく人生や生き方そのものと密接な関係をもつものだというとらえかたからは、生きる意味を考える哲学書という側面も読み取れる。就職前の人にも、すでに就職した人にも、就職できなかった人にも、今後とも就職する予定も希望もない人にも、すすめたい一冊である。以下、本書から抜き出した部分を私なりのことばで表現しなおしてみた。人が職業を選ぶのではなく、職業が人を選ぶという側面もある。/やりたい仕事を職業にしているからと言ってやりがいがでてくるわけではなく、やりたいとは思わなかった仕事をとおしてやりがいを持つ人は多い。つまり、「やりたい」と「やりがい」は直結しない。「私はこういう仕事を職業にしたい、そしてその職業をとおして私はこんなふうになりたい」という発想ではなく、「こういう社会にしたい、そのためにはどういう職業が私を求めているのか」という発想を持つべき。/楽しく働きたいというのはもっともだが、「楽しい」と「楽らく」はちがう。何かを成し遂げないと楽しさは得られないが、何かを成し遂げるためには「楽」ではなく「苦」が伴う。/職業と生き方はセットになっている。/同じ職業であっても、苦痛にもなれば、喜びにもなる。職業から何かを得るのか得ないのかは、その人自身にかかっている。/職業を通じて社会とつながる。自分のために働くのではなく、人のために働くという発想。
5つ星のうち 4.0
学生時代に読みたかった本,
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レビュー対象商品: 職業とは何か (講談社現代新書) (新書)
現在、学生が職業を選ぶ際、「自分にとって興味がある仕事」、「自分が楽しいと感じることができる仕事」、「自分がやりたい仕事」を選びなさい というアドバイスがなされ、社会的にも、楽しさが今までよりも物事の 価値基準として高く評価されるようになってきている感じがする。 しかし、本書はそのような価値基準で職業を選ぶことに対して警鐘を 鳴らしている。 つまり、職業は生き方そのものと密接にかかわっている上、職業とは個人的 なものではなく、社会とかかわりがあるものであると主張する。 社会とかかわりがあるということは、「自分にとって」楽しいとか、やりたい とか、そういった基準のみで職業を選んではならないのだ、という主張である。 この主張は私にとって新鮮で興味深く、それだけでもこの本を読んだ価値が あったと感じる。しかしながら、社会という視点を持って職業選択をすると、 個人的視点のみにたって職業選択をした場合に比べ、実際にどのようなことが 得られ、どのような生活が期待できるのか等、もう少し読んでいて説得力の ある記述があるとよかったと感じる。 ただ、本書で得られる視点は有意なものであり、学生時代に出会っておきたか った本である。
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