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聞き書 宮沢喜一回顧録
 
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聞き書 宮沢喜一回顧録 [単行本]

御厨 貴 , 中村 隆英
5つ星のうち 3.7  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)

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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

保守本流の政治家として経済企画庁長官、外務大臣、官房長官などの要職を歴任、戦後政治の重要局面に幾度も立ち会ってきた元総理の回顧録。生いたちに始まり、サンフランシスコ講和会議への出席、参謀役として活躍した池田内閣の舞台裏、さらに総理大臣として重要課題への対応に追われた時期などをふり返りつつ、将来の日本がめざすべき政治のあり方・理念を語る。また、戦前の日本社会の様子や、政界きっての国際派として交流した各国の要人たちの横顔、外交交渉の舞台裏など、興味深いエピソードも尽きない。

内容(「MARC」データベースより)

保守本流の政治家として経済企画庁長官、外務大臣、官房長官などの要職を歴任、戦後政治の重要局面に幾度も立ち会ってきた元総理の回顧録。自らの人生と戦後史を存分に語る。戦後60年に届ける、貴重な証言。

登録情報

  • 単行本: 361ページ
  • 出版社: 岩波書店 (2005/3/4)
  • ISBN-10: 4000022091
  • ISBN-13: 978-4000022095
  • 発売日: 2005/3/4
  • 商品の寸法: 19 x 13.2 x 3 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.7  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 193,910位 (本のベストセラーを見る)
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18 人中、16人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By ib_pata VINE™ メンバー
形式:単行本
 面白かったのは「第1章 生いたち」から「第6章 宏池会の誕生と安保騒動」まで。後は、プラザ合意が、バブルとその後のデフレ経済を生み出したが、そのことに関する研究が十分になされていないみたいことを嘆くところが、ちょっと新味があった。

 この本を読んでも、宮澤さんに個人的な政治的目標みたいなものを感じることはできない。日本という国に近代的合理性が通用するよう多少でもサポートできればいい、みたいなこだわりのないサーバントのようなイメージ。政府が自由貿易から踏み外しそうになると、それに対してはキチンと不快感を表明するなど自分でできることはやるけど、農業を切り捨てるかというような問題には最初から諦めているようなところにも出ている。出来ることはするけと、やりたいことが必ずしもできるとは最初から思っていない、みたいな。それは、都会育ちということや、大政翼賛会が発足した1940年に日米学生会議に出席するために渡米したということも影響しているのかもしれない。

 「終章」で、憲法九条に関して「なにもあの条文を変えなければならないことはないのではないか。一種の歴史的な所産として、あってもいいというのが私の気持ちにはあります」と語っているのはいまのご時勢からすれば立派なことだと思う。

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14 人中、11人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
御厨貴教授の「オーラルヒストリー」シリーズ。例によって読後には、「物足りないなあ」という感じがまず先立つ。しかし、こういう企画は価値があるのでどんどん続けて欲しい。基本的にこのシリーズでは、「本人が墓場に持って行くと決めた重大告白」は出てこない。今回の宮沢喜一氏の語りでも、安保締結の裏話や、氏の娘さんの啓子さんと彼女と結婚した、クリス・ラフルアー氏(米元駐米公使)との出会い、日米欧三極委員会での彼の役割、大蔵大臣時代の話、資金源などの話は一切出てこない。ただ、プラザ合意に関しては、相当に悔やまれているようで、「不良債権の問題の背後にはプラザ合意があったのではないか」と言っている当たりは本書のハイライトであろう。

ぜひ御厨教授には続いて、山本正氏あたりのオーラルヒストリーを手がけて欲しいものである。

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2 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
読ませる本。 2008/2/18
By 33 VINE™ メンバー
形式:単行本
宮沢喜一については色々と本が出ているが、プラザ合意後の経済運営の経過については、この本にしかない点もあり、なかなか印象深かった。

宮沢喜一と経済運営の研究にはあまり寄与できないだろうが、それなりに読ませる本だろう。
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