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最も参考になったカスタマーレビュー
10 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
学問の達成のすがた,
By kzhr (千葉県) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 聚珍録 圖説=近世・近代日本〈文字―印刷〉文化史(全3巻)第一篇 字體・第二篇 書體・第三篇 假名 (単行本)
聚珍録は府川充男が対象に向うすがたが美事にあらわされた書物である。この書はけして通史のためにあまれたものではない。1巻の歴史というスタイルをとらないことで本書にあらわれたのは、府川の近代印刷史へのまなざしであった。そのまなざしは徹底して「もの」本位であり、印刷や文字の実態の厖大な引証は読者のイメージを破壊していく。近代印刷史から満遍なくとりだされたこれらの引証は、まさに「資料空間」をつくりあげているといって過言ではないのである。
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