Dragon Guardian待望の5thアルバム。
個人的には文句なしでドラガ史上最高傑作。期待を遙かに上回る作品でした。
まず前作までとの違いとしてドラムが生演奏になったことが挙げられます。4thアルバムでは打ち込みのレベルも気にならないほど高いものになっていましたが、それでもやはり生での演奏音は迫力が段違いです。音質・音圧も過去最高レベルで聴き応えがあります。
次に数多くの歌い手と声優がゲストとして参加している点。
完全に私情を挟んでしまいますが、特に青葉りんごさんが招かれているのには歓喜舞い上がりました(笑)
昨今の声優界隈で目覚ましい活躍をされているりんごさんですが、ヴォーカルとしての素質も高く、あの可愛らしいロリータボイスからはとても想像できないパワフルな歌唱を披露してくれます。
演技の方も聖魔剣の精霊ベル役に扮し、間奏で思う存分我々を癒してくれます。特に彼女の演じる自己犠牲のセリフは鳥肌モノ。
本作は疾走曲からバラードまで、全てがキラーチューンと成り得るほどクオリティが高いのですが、その弊害として起こり得る金太郎飴状態も、たくさんゲストを用いることで緩和され、聴き手の飽きを防いでいるのに一役買っています。
また、ネタバレになるので詳しい言及は控えておきますが、「炎の魔石」は従来からのドラガファンには嬉しいサプライズとなるでしょう。初聴の方でも悶絶間違い無しのキラーチューンには違いなく、曲のみならず歌詞に涙する方も多いのではないでしょうか。
極めつけに物語も素晴らしい。
正直今まで、ドラガにはストーリー要素にはあまり期待していなかったのですが、自分はその誤った認識を正さねばならなくなりました。
自らを「天使」と名乗り世界を隷属させた機械仕掛けの神々に、人々は革命代行屋を中心に反旗を翻す――というのが大きなコンセプトなんですが、戦いを挑み続ける中育まれるクラウディアとベルの友情からも目を離せません。
物語のクライマックスを飾るタイトル曲「聖魔剣ヴァルキュリアス」は、某RPGで例えるなら、竜王の居城にジェットコースターで乗り込んで行くような凄まじい臨場感を味わえます!
戦い最中二人に交わされた「永遠の約束」は果たされるのか?
待ち受ける衝撃と感動のラストに想いを馳せながら、物語のページを開いていって欲しいと思います。
メロスピ、シンフォメタラーだけでなく、ゲーソン、アニソン、ファンタジー好きの方々にも広くオススメしたい一枚。