学院祭に託けてそれぞれに、役どころに合った見せ場があった感じです。
完璧な王子さまにはすっかり淑女の扱いをされて、アティーシャうっとり以前の緊張&困惑。遠くから眺めてきゃあきゃあの方が気が楽…って言うの、よくわかります。でもこのドキドキ、読んでて大変美味しいです。王子、気安い場では「お気に入り」を隠そうともしません。
クラスの出し物「プリンカフェ」では級長メルエル君、こういう子が将来、諸先輩方の跡を継いでいくんだろうな。
縦割り「天」の組ではリキシス先輩やジェッツ先輩がアティーシャにこれまた美味しくからんで…。クロセ先輩の意外な副業(才能?)や、またまたの個性的な先輩も登場。将来は歌劇場専属作曲家?。
マデリーンとのパジャマ・パーティーも良かった〜♪。自己規制で晩熟なアティにずんずんツッコミ&発破をかけてくれる。おかげで彼女の意識もちゃんと見るべきところに目が行くようになって。マデリーン、グッジョブ。
そして…ジェッツ先輩の、乙女にとっては爆弾な行動が最後にネイトの?見せ場を作ります。あんなネイトさん…もっと見たい!…(笑)。今までには見れなかった彼のその先も、自分の中から湧き上がった気持ちを、まだかすめるだけで掴んではいないアティも。
謎関係はちょっとお休みなお話だったけれど、こんなにてんこ盛りでは満足しないわけにはいきますまい。
積ん読七冊を一気読みでしたが、二巻あたりで「このヒロイン、学院逆ハーどうよ?」と思っていた自分はどこへ?って位、評価上げてしまいました。はやいところ8巻も読もうと思います。二月にはまた次も出るようで楽しみです。