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聖書男(バイブルマン)  現代NYで 「聖書の教え」を忠実に守ってみた1年間日記
 
 

聖書男(バイブルマン)  現代NYで 「聖書の教え」を忠実に守ってみた1年間日記 [単行本]

A.J.ジェイコブズ , 阪田由美子
5つ星のうち 3.8  レビューをすべて見る (33件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 2,730 通常配送無料 詳細
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商品の説明

内容紹介

現代のニューヨークで「聖書の教え」を“文字通り”実践してみたら……
突飛な試みを1年間実践してみた非宗教的ユダヤ人の爆笑(?)体験日記。

聖書の本当の意味を捜し求めるため、
可能なかぎり聖書の言葉どおりに1年間暮らしてみた「不可知論者」の日記。
モーセの十戒のような有名な戒律だけでなく、
「罪人には石を投げよ」「生理中の女性に触れてはならない」「月の初めには角笛を吹きなさい」
といった教えをなんとか実行していく著者の1年間がおかしくも真摯に綴られる。

内容(「BOOK」データベースより)

ひげをのばし、全身白の衣服を身にまとい、杖をもって街を行く“いちおうユダヤ人”のおかしくも真摯な387日。

登録情報

  • 単行本: 632ページ
  • 出版社: 阪急コミュニケーションズ (2011/8/31)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 448411111X
  • ISBN-13: 978-4484111117
  • 発売日: 2011/8/31
  • 商品の寸法: 19 x 13.4 x 4.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.8  レビューをすべて見る (33件のカスタマーレビュー)
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28 人中、25人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By katomai トップ500レビュアー VINE™ メンバー
Amazon Vine™ レビュー (詳しくはこちら)
NY住まいで非宗教的なユダヤ系アメリカ人の著者が、本のネタにと一年間聖書に書かれた戒律を守って暮らした生活ぶりを日記形式でまとめたのが本書。
まず最初に新約・ヘブライ語(ユダヤ教の方は旧約聖書をこう呼ぶそうです)聖書から700余りの規則を抜き出しリスト化して覚え、全てを出来る限り実践していくという形。ただ2つの聖書には相反する部分もあるので前半8ヶ月はユダヤ系アメリカ人である著者に馴染み深いヘブライ語聖書、後半4ヶ月を新約聖書に分割して当ててます。

本のネタという明確な目的がある為、色々な立場の人(キリスト教各宗派・ユダヤ教のラビ・ニュースで名を聞くような宗教など実に多種多様)に会って話を聞いたり、根源であるイスラエルへの旅、暦上の儀式から遂には鶏を捧げたり虫を食べたりNYの町中で他人に石打を試みたり!奴隷を手に入れたり!と、様々な事に(真面目に)挑戦するので読んでいて飽きません。

特に面白いなと思ったのが宗教とビジネスの関連性。聖書専門店に始まり混紡の服を着てはいけない教えを守る為の混紡検査員、映画から戒律に背くシーンをジャンルごとに自由にカット出来るレンタルDVD&専用再生機など、有名どころのイスラム金融やコーシェルみたいな物だけで無く生活に根付いた細々した宗教的サービスが書かれているのが良かったです。また様々な人がどうやって聖書と現実生活との折り合いをつけているのかという部分も非常に興味深い物がありました。
この方は執筆時37歳。結婚していて小さなお子さんも居るために、宗教的生活を試みていない奥さんとの関係性、アパートの隣人や友人たちとの関係性も本書の見どころの一つ。

聖書という興味深いネタを面白く読める良い本でした。生活の中の宗教という実際の様子が伺えるのが良いですね。
ひとつだけ注意点は日記形式で親近感を持たせる為かアメリカでは有名な商品名やチェーンストア、TV番組名といった固有名詞、また著者が映画好きなため映画の中からのネタが数多くあり、注釈が全545個に上るので注釈が苦手な方は注意。

前作に当たる驚異の百科事典男 世界一頭のいい人間になる!も注文してみました。こちらはブリタニカ百科事典を読みとおすという荒技に挑戦、終わり頃にミリオネアに出演して結果は‥という内容。こちらもお薦めです。
このレビューは参考になりましたか?
22 人中、18人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By kanedaitsuki トップ1000レビュアー VINE™ メンバー
Amazon Vine™ レビュー (詳しくはこちら)
 不可知論者のユダヤ人が一年間聖書の教えを可能な限り忠実に実践してみた記録。著者は雑誌編集者・記者でもあり、これを書籍にして出版するという明確な目的があり、単なる宗教的探求とは違う。しかし、実践の深さは凄まじく、並みの宗教学者の薄っぺらなフィールドワークなどとはレベルが違う。聖書の、一般的な道徳規定のみならず、混紡の服は着ない、とか生理中の女性との接触を避けるとか、ひげの両端はそらない、とかなどの事細かな生活規定も守っている。
 こうした聖書の教えを忠実に守る実践自体も面白いが、アメリカの宗教事情も反映した、ユダヤ教やキリスト教の小ネタも豊富に取り入れられている所も興味深く勉強になる。登場人物も、ユダヤ教超正統派やハシディスト、一夫多妻制を説くユダヤ教徒キリスト教徒、エホバの証人に創造論者、宗教右派とは距離を置く字義解釈主義者レッドレタークリスチャンなどバラエティに富む。
 盛り込まれた情報は詳細だが、断片的で体系的なものではない。全体に著者自身を実験台にしたドキュメンタリーと言うべきで、聖書入門のようなものを期待する方には向かない。しかし、読み終えて不思議と敬虔な気持ちになってしまう書である。
このレビューは参考になりましたか?
21 人中、17人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By bibelot VINE™ メンバー
Amazon Vine™ レビュー (詳しくはこちら)
リベラルなユダヤ系アメリカ人で編集者を本業とする著者が、(主に旧約)聖書にかかれている計数百にも及ぶ決まり事を守りながら一年間生活した記録。
ちなみに筆者の前作は、ブリタニカ百科事典を全て読んだ感想文だそうです(これも面白そう・・・)。

髭を切らない、嘘をつかない・・などわかりやすいところから始まり、なるべくなんでも体験しようと鶏の生け贄の儀式に参加したり、エルサレムを旅行して羊飼いを体験したり、さらには自分とは全く違う考えにも触れようとキリスト教原理主義者や果てはエホバの証人にまでインタビューを敢行します。なるべく先入観を持たずに宗教に触れようとする筆者の姿勢には共感が持てます。
この本の見所は、当初「現代社会で聖書の決まりを守るのがどれだけ大変かつ迷惑で滑稽か」を記そうとしていた筆者が、狙い通りの苦悩に巻き込まれながらも、少しずつ神聖なもの・生命に対して敬虔になっていくところ。
形から入ろうとして心まで変化する様が日を追うごとにはっきりしてきます。

くすっとしながらも、宗教ってそう悪いもんでもないな、と思えるいい本だと思います。僕も仏陀の教えでも実践してみようかしら。
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