ほぼ新書サイズで、価格も@1000円+税金と、手にとりやすい。
内容はというと、日々の生活で迷い悩む人たちへ贈る
巡回伝道者からの応援歌という印象だ。
まず、第1章で「弱さ」、第2章で「失敗」について語り始めてあり、
世間的な力強さについて語っているわけではない。
実際にお目にかかるとわかるのだが、
中野雄一郎さんの風貌と語り口調には横丁のご隠居のような気さくさがある。
あたかも座敷に座る中野さんが「まあ、そこにお座り」と招いてくれて、
ひとしきり私たちの言い分を聞いてくれたうえで、
解決や対処のヒントを示してくれる、
というような雰囲気をこの書は持っている。
聖書に拠り頼む「力」がカギになっているが、
教会に足を運んだことがない人にも読みやすいだろう。
英文のタイトルはPower of the Bible となっているが、
読後感からは The Bible, the power in your life という気がした。
写真やイラストがなく、
ややシンプルすぎる印象は否めないので、
あえて☆をひとつ減じるが、
もちろん、この価格設定なら文句はない。
次回は多少値段が高くなっても
別売り・CDブックのような企画もお願いしたい。