全ページカラーで美しいし、その主題を説明するために選択された絵画は、初心者にもなじみのある有名な「名画」が多く、説明もわかりやすい。
手元に置いて、時々眺めると楽しい本である。
しかし、「図鑑」としては疑問な点もある。
まず、各章の中の項目は、どういう順番で並んでいるのだろうか。
一応関連のあるものをまとめてあるようだが、ぱっと開いた時に目的の項目を探しにくい。
最後に索引があるので、それを見ればいいということだとは思うが。
また、「犬<Dog>」などというのはどうでもいいので、人名にこそ英語やラテン語などの代表的な「綴り」をつけてほしかった。
それらは絵画の中に書きこまれていることもあるし、海外資料を探す際に必要な情報でもある。
改訂される機会があれば検討していただきたい。