この小説はあくまでフィクションだとされていますが、話しのベースとなる、この世の神秘的な部分、科学で今だ解明できない部分、宗教でさえ厳密に教えてくれない、「なぜ?」の部分は、真理に近い様に思えます。
著者は、本当は、その部分を感じてほしくて、お話し形式にしたように思えてなりません。 宗教は、真理は真理として伝えられていても、宗教団体として営んできたのは、所詮、人間であって、歴史的過程のうち、何かが意図的にゆがめられた部分があるように感じます。 宗教も占い同様、信じる気になれない私ですが、物事の真理を見つめたい時、この本は何か確信に近いものがあるように思えました。 なぜだろう、なんなんだろうという好奇心のある方は、楽しめる一冊だと思います。 フィクション小説としても楽しいです。