坂の町、麻布。大黒坂を上って、一本松のところで出合う坂に暗闇坂がある。暗闇坂という名は、昼なお暗いことからきている。その暗闇坂界隈に不思議なうわさが立ちはじめた。幽霊が出るというのである----。奇談集『耳袋』を書き記した赤鬼奉行根岸肥前が、江戸に起きる怪事件の謎を次々解き明かす痛快お裁き帖。シリーズ第八弾!
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