商品の説明
考える脳考えるコンピューター
「脳の働きを明らかにしたい。そして、その働きを人工の装置の上で実現したい」――。本書は、米Palm Computing社の創業者として、数々のPDA(携帯情報端末)や携帯電話を世に送り出してきたJeff Hawkins氏が、いわく「第2の情熱」として長く資金や時間を費やしてきた人工知能の研究について綴ったものである。
「脳の働きを明らかにしたい。そして、その働きを人工の装置の上で実現したい」――。本書は、米Palm Computing社の創業者として、数々のPDA(携帯情報端末)や携帯電話を世に送り出してきたJeff Hawkins氏が、いわく「第2の情熱」として長く資金や時間を費やしてきた人工知能の研究について綴ったものである。
「科学にせよ技術にせよ、最も強力なものはおしなべて単純だ」という信念を持ち、ヒット商品となったPDAの設計時にも引き算の思想を強く打ち出してきたHawkins氏だけあって、その論理展開は単純明快。しかし内容は、従来の人工知能や、ニューロンネットワークの理論を真っ向から否定する斬新なもの。しかも説得力に満ちている。
Hawkins氏は、「従来の研究者は知能の本質を明らかにしないまま、コンピューターが人間のように振る舞うプログラムを書いてきた」と、脳の働きのメカニズムを理解しないままに、その働きの一部だけを模倣する無意味さに言及。大脳新皮質における、記憶や予測の機能が知能の本質であるとした上で、「真の人工知能」搭載装置の開発について、企業家らしい現実味を帯びた視点で議論を展開していく。既存の学問の枠組みに縛られない研究アプローチに、痛快な読後感を得られる一冊だ。
(日経バイオビジネス 2005/07/01 Copyright2001 日経BP企画..All rights reserved.)
出版社 / 著者からの内容紹介
「脳が備えていてコンピューターが持たない知能とはなんだろうか?6歳の子供は河床の岩から岩へと優雅に飛び移っていくのに、なぜ最新型のロボットはゾンビのようにぎくしゃくとしか動けないのか?わずか3歳の子供が順調に言葉を覚えていくのに、半世紀にわたる研究者の奮闘にもかかわらず、なぜコンピューターにはそれが不可能なのか?人間は一秒とかからずイヌとネコを見わけられるのに、なぜスーパーコンピューターにはまったく区別できないのか?」――パームコンピューティング社とハンドスプリング社を設立し、数々のPDAを世に送り出してきたジェフ・ホーキンス。IT業界で大成功を収めるかたわらで、彼が追い続けてきたもう一つの情熱は「脳の働きをあきらかにしたい。そして、その働きを人工の装置の上で実現したい。つまり、人間のように考える機能を持った、真の知能を備えた機械をつくりたい」という思いだった。哲学の観点からではなく、ただの一般論でもなく、実用的で詳細な工学の立場から知能の本質をさぐり、脳の働きを明らかにしたいという彼の情熱が今、大脳新皮質の「記憶」と「予測」の機能から、“真の知能”の姿を描きだす。長年の研究成果を踏まえ満を持して語る、脳科学、コンピューター科学を揺るがす新たなビジョン!
彼は「知能を持つ機械」の新たな設計図を示した。今後の発展が本当に楽しみだ。――甘利俊一(理化学研究所脳科学総合研究センター長)
彼は「知能を持つ機械」の新たな設計図を示した。今後の発展が本当に楽しみだ。――甘利俊一(理化学研究所脳科学総合研究センター長)
内容(「BOOK」データベースより)
パームコンピューティング社とハンドスプリング社を設立し、数々のPDAを世に送り出してきたジェフ・ホーキンス。IT業界で大成功を収めるかたわら、彼はもう一つの情熱を追い続けてきた。脳を知りたい、脳と同じようにはたらく機械をつくりたい。そして今、大脳新皮質の「記憶」と「予測」の機能から、“真の知能”の姿が描きだされる。脳科学、コンピューター科学を揺るがす新たなビジョン。
内容(「MARC」データベースより)
PDA(携帯型情報端末)の生みの親である著者は、IT業界での成功のかたわら、人間の脳について研究を続けてきた。「人工知能」開発では成し得なかった「真の知能」をもったコンピュータを実現する可能性を説く。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
ホーキンス,ジェフ
1992年にパームコンピューティング社、1998年にハンドスプリング社を設立、現在はパームワン社のCTO(最高技術責任者)を務める。ハンドヘルドコンピューター“Palm”やスマートフォン“Treo”の生みの親として、シリコンバレーでもっとも成功したエンジニア/起業家の一人に数えられる。そのかたわら、長年興味を持っていた脳についての研究をつづけ、2002年には記憶と認知の研究を専門とするレッドウッド神経科学研究所を設立した。全米工学アカデミー(NAE)会員、コールドスプリングハーバー研究所科学評議員
ブレイクスリー,サンドラ
科学ライターとして、30年以上にわたりニューヨーク・タイムズ紙で科学と医学の記事を執筆してきた
伊藤 文英
英米文学翻訳家。1958年生まれ。大阪大学大学院基礎工学研究科物理系専攻博士前期(修士)課程修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
1992年にパームコンピューティング社、1998年にハンドスプリング社を設立、現在はパームワン社のCTO(最高技術責任者)を務める。ハンドヘルドコンピューター“Palm”やスマートフォン“Treo”の生みの親として、シリコンバレーでもっとも成功したエンジニア/起業家の一人に数えられる。そのかたわら、長年興味を持っていた脳についての研究をつづけ、2002年には記憶と認知の研究を専門とするレッドウッド神経科学研究所を設立した。全米工学アカデミー(NAE)会員、コールドスプリングハーバー研究所科学評議員
ブレイクスリー,サンドラ
科学ライターとして、30年以上にわたりニューヨーク・タイムズ紙で科学と医学の記事を執筆してきた
伊藤 文英
英米文学翻訳家。1958年生まれ。大阪大学大学院基礎工学研究科物理系専攻博士前期(修士)課程修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)