- 【 講談社ストアはこちら 】 - 西尾維新最新作『恋物語』やAKB48の『指原莉乃1stフォトブック』など今人気のタイトルや特集は講談社ストアへ。
「科学にせよ技術にせよ、最も強力なものはおしなべて単純だ」という信念を持ち、ヒット商品となったPDAの設計時にも引き算の思想を強く打ち出してきたHawkins氏だけあって、その論理展開は単純明快。しかし内容は、従来の人工知能や、ニューロンネットワークの理論を真っ向から否定する斬新なもの。しかも説得力に満ちている。
Hawkins氏は、「従来の研究者は知能の本質を明らかにしないまま、コンピューターが人間のように振る舞うプログラムを書いてきた」と、脳の働きのメカニズムを理解しないままに、その働きの一部だけを模倣する無意味さに言及。大脳新皮質における、記憶や予測の機能が知能の本質であるとした上で、「真の人工知能」搭載装置の開発について、企業家らしい現実味を帯びた視点で議論を展開していく。既存の学問の枠組みに縛られない研究アプローチに、痛快な読後感を得られる一冊だ。
(日経バイオビジネス 2005/07/01 Copyright2001 日経BP企画..All rights reserved.)
登録情報
|
この商品につけられているタグ(詳細)タグをクリックすると、タグがつけられた商品、タグをつけた人が表示されます。※タグは初期設定で公開になっています。詳しくはこちら
|
|
あなたの意見や感想を教えてください:
|
||||||||||||||||||||||
|
最も参考になったカスタマーレビュー
37 人中、30人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
脳は常に「予測」しながら、見て・聞いて・触れている,
By 宇都出マサ (埼玉県所沢市) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 考える脳 考えるコンピューター (単行本)
●「予測をたてる能力こそが、知能の本質」●著者は従来の人工知能・ニューラルネットワーク研究を批判しつつ、ズバリ言い切っています。 この本のキーワードは「予測」です。 確かに人間は常に「予測」して行動しています。しかし、著者がいう「予測」はわれわれが思い浮かべるような行動レベルや能力レベルのことではありません。著書が本書で展開しているのは、見る・聞く・触れるといった認識レベルにおける「予測」なのです。 「人間の脳は蓄積した記憶を使って、見たり、聞いたり、触れたりするものすべてを、絶えず予測しているのだ」 著書はその理論の核心である「記憶による予測の枠組み」を用いて、人間の持つすぐれた認識力の謎を解き明かしていきます。特に脳の中の「新皮質」に焦点を当て、「階層構造」と「逆向きに流れる情報」といった要素を用いながら、わかりやすく仕組みを説明しています。 その仕組みから、無意識に行ってきた見る・聞く・触れるについて、深く考えさせられるほか、創造性開発のヒントも得ることができます。 しかし、著者も少し触れていますが、脳が自然に行っている「記憶による予測」は、言ってみれば「固定観念の判断」とほぼ同じことです。脳の固定観念・思い込みのワナにはまらないためにも、意識的に懐疑的態度を取り、無邪気な好奇心を持つことの重要性も痛感させられます。 主著者はPalmの生みの親、ジェフ・ホーキンス。そこに『脳の中の幽霊』(角川書店)の著者でもある科学ライター、サンドラ・ブレイクスリーが加わり、とても読みやすい本に仕上がっています。
9 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
知覚・認識分野に関心をもつ人の必読書,
By 大阪次郎 (大阪府) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 考える脳 考えるコンピューター (単行本)
自分自身言語障害をもち、自分の音声・言葉が聞き手にどのように聞こえているのかということに関心をもち、自ら多くの実験も行い学会報告も行って来た。その過程で、言語学・音声学・音声情報処理・音声知覚・大脳生理学・ニューラルネットワーク(コネクショニズム)・脳の計算科学・認知心理学・認知科学などの著書を読み漁った。しかしこの本ほど脳(認識・知覚・思考)の本質をズバリ説明しているものはなかった。込み入った数式を用いることもなく、日常の経験を事例にして、分かりやすく説明してくれる。しかし全くの素人向けの啓蒙書ではない。著者は学者ではないが、物事の本質を洞察する優れた能力の持ち主である。既存の脳科学の知見を乗り越えて、新しい考え方を提供している。読み終えて感動を覚えた。認識・知覚・思考などに関心をもつ人、それらを神経計算科学の面から研究している人、大脳生理学面から研究している人、工学的に知覚を扱っている人には是非読んでほしい。大脳生理学・ニューラルネットワーク(コネクショニズム)・脳の計算科学・認知科学・情報処理などの予備知識をある程度持っていないと理解しにくいだろう。その分野の学生・大学院生には一読を薦めたい。脳の本質をよく理解できるに違いない。
16 人中、12人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
新しい人工知能研究,
By
レビュー対象商品: 考える脳 考えるコンピューター (単行本)
今までの人工知能研究は,なんとなく「脳」に対してお茶を濁した様な感じがしていたが,この本はそんなモヤモヤに答えてくれる本だ。ニューラルネットワーク,エキスパートシステム等を知っていはいるが,もはや,それらに新鮮味が感じられなくなっている人にお勧めです。
あなたの意見や感想を教えてください: 自分のレビューを作成する
|
最近のカスタマーレビュー |
|
|