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考えるキノコ 摩訶不思議ワールド (INAX BOOKLET)
 
 

考えるキノコ 摩訶不思議ワールド (INAX BOOKLET) [単行本(ソフトカバー)]

飯沢 耕太郎 , 大舘 一夫 , 佐久間 大輔 , 吹春 俊光 , 石黒 知子 , 杉原 正樹 , 久田 浩司
5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (6件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 1,575 通常配送無料 詳細
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商品の説明

内容紹介

キノコは植物でも動物でもなく、菌類という微生物です。
地中にはその菌糸が張り巡らされ、地上に顔を出しているのは植物でいう花の部分のみ。学名があるキノコだけで世界に2~3万種もあり、科学的に解明されていないことも多いのです。その分、その魅力の虜になる人は少なくありません。菌類は物質を土に還す分解者であり、養分をもらい自然界と共生しています。実はキノコのお陰で地球上の私たちは循環できているのです。キノコの謎に迫ってみたら、私たちの気付かない新しい発見がもたらされるのではないでしょうか。


本書では、キノコの世界をキノコに魅入られた人々の視点で多角的に考察し、その魅力を掘り下げていきます。
カラーページでは、見たこともないような不思議な色とかたちの世界のキノコを写真で紹介。フランス、イタリア、ドイツ、そして日本の、細やかなディテールを繊細なタッチと美しい色彩で表現した18世紀の図鑑類の美しさは必見です。
また樋口源一郎監督による科学映画「きのこの世界」を再録し、不思議と驚きに満ちた菌の働きと、謎の多い生態を解き明かす試みを展開します。キノコ研究に心血を注いだ国内外の人々の軌跡や、現在までのキノコ研究のありようからは変幻自在に変化する姿かたちが浮かび上がってきます。
さらには文学・音楽・映画などに表現されたキノコを巡り、イメージの系譜としてキノコワールドの魅力まで読み解き、人間界にも通じる哲学や世界観など様々な表情と可能性を秘めたキノコの面妖性や多様性に迫ります。

著者について

大舘一夫 Ohdate Kazuo (『キノコ入門』講座スタッフ)
1940年東京都生まれ。1968年ICU大学院修士課程修了。元都立高校教諭、私立大学講師。
「緑と水」の市民カレッジ・他市民講座講師。日本菌学会・自然と共に生きる会・埼玉きのこ研究会(副会長)・菌類懇話会等会員。著書に『都会のキノコ』、共著・監修に『都会のキノコ図鑑』(いずれも八坂書房)。


佐久間大輔 Sakuma Daisuke (大阪市立自然史博物館学芸員)
1967年神奈川県生まれ。1990年慶応義塾大学理工学部化学科卒業後、京都大学大学院理学研究科で外生菌根菌を中心とした植物と菌類の共生関係を研究。また、里山について民俗学と生態学の両面から迫る研究も試みている。著書に『里山の自然』(分担執筆、保育社)、『標本のつくり方―自然を記録に残そう(大阪市立自然史博物館叢書2)』(分担執筆、東海大学出版)、『菌類のふしぎ―形とはたらきの驚異の多様性(国立科学博物館叢書9)』(分担執筆、東海大学出版)など。訳書にクライブ・ポンティング著『緑の世界史』(共訳、朝日新聞社)など。


吹春俊光 Fukiharu Toshimitsu (千葉県立中央博物館上席研究員)
1959年福岡県生まれ。京都大学農学部農林生物学科卒業。農学博士。専門はきのこ博物学。動物の糞尿や死体の分解跡に特異的に発生するアンモニア菌に興味を持っている。現在は千葉県立中央博物館分館・海の博物館勤務。著書に『見つけて楽しむきのこのワンダーランド』(共著、山と渓谷社)、『自然の愉しみ方、秋』(分担執筆、山と渓谷社)、『小学館の図鑑 NEO 植物』(分担執筆、小学館)、『きのこ図鑑』(分担執筆、家の光協会)などがある。


飯沢耕太郎 Iizawa Kotaro (写真評論家、きのこ文学研究家)
1954年宮城県生まれ。1977年日本大学芸術学部写真学科卒業。1984年筑波大学大学院芸術学科研究科博士課程修了。1990~94年、季刊写真誌『deja-vu』を編集長として発行。現在、日本を代表する写真評論家として幅広く活躍中。3000枚以上のコレクションを持つ有数のキノコ切手コレクターでもある。著書に『写真美術館へようこそ』(講談社現代新書)、『東京写真』(INAX出版)、『歩くキノコ』(水声社)、『写真を愉しむ』(岩波新書)、『戦後写真史ノート』(岩波現代文庫)、『世界のキノコ切手』(プチグラパブリッシング)ほか多数。

登録情報

  • 単行本(ソフトカバー): 69ページ
  • 出版社: INAX出版 (2008/12/17)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4872758463
  • ISBN-13: 978-4872758467
  • 発売日: 2008/12/17
  • 商品の寸法: 20.8 x 20.2 x 0.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (6件のカスタマーレビュー)
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形式:単行本(ソフトカバー)
本書は、キノコを深く愛する愛好家らが

INAXギャラリーで開催された『考えるキノコ展』と併せて出版したもの。

キノコの生態や、珍しいキノコの写真

日本やヨーロッパの博物学者が描いたキノコの図柄、

さらにはキノコの研究者まで?!!

そうしたキノコにまつわる全てを、ギュ〜〜ッと圧縮した本です

どのページをめくっても楽しい本ですが

なかでも、フルカラーで紹介されるキノコは、

1つ1つがとても変わっていて、

一日見ていても飽きないようなものばかり。

また、シェイクスピアやジョン・ケージまで引っ張り出してきて

キノコのすばらしさを語る文章はとても興味深く読みました

しかし、本書の一番のおススメポイント!!は

なんといっても、

作っている人たちの楽しそうな雰囲気が伝わる点

巻末に、大正時代のマツタケ狩りの様子を写した写真が掲載されているのですが

どの顔もとっても幸せそうで

思わず笑みがこぼれてしまいます。

そして、きっと本書の著者たちもこんな幸せそうな顔をしながら

キノコについて熱く語っているんだろうなと思うと

それだけで、この本に出合えたことが嬉しくなります

本当にすばらしい本です

ぜひ、身近においてお楽しみください☆☆
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By daphnetin VINE™ メンバー
形式:単行本(ソフトカバー)
光合成により養分を産生しないため植物ではなく、また単体で完結した生き物ではない、
つまり他の生物と共生することで成り立っている。そんなキノコの世界を鮮やかな
写真とともに紹介した本です。

一見花のようにも見えるキノコや不思議な色・形をしたキノコの写真を集めた

「世界のビジュアルキノコ狩り」、近・現代博物誌に描かれたキノコ詳細図、また
キノコの世界に劣らず不思議な多様性を持った2名のキノコ研究者人物伝、そして
科学映画『きのこの世界』の映像と解説をもとに再編成した章も加えて構成されています。

近年は店先にも増えてきた食するキノコ類の話だけではなく、その生態など
学術的興味を惹く話題も一般人に分かりやすい話題が程よい分量で盛り込まれており、
キノコへの親しみが湧き、写真集という枠を超えた仕上がりとなっています。
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形式:単行本(ソフトカバー)
単純にキノコが好きなのと、表紙が素敵なので興味本位で買ってみた本です。
表紙のみならず、中身のページが、非常にデザイン性が高いですね。
眺めるだけ、という楽しみも出来ます。
ただ、ちょっとグロい!と思うキノコも登場しますので注意です。

でもそんな見た目不思議なキノコが、
生態系の中でいかに重要な役割を果たしているか、ということについて
認識させられたのが、いちばんのこの本を読んでの収穫です。

私たちは人間の立場では、多くの場合、キノコを食用か毒があるのか、
という視点でしか見ていません。
けれど、食べられないキノコも、変なキノコも、大地に菌糸を張りつめ、
キノコにしか出来ない仕事をしているのです。

キノコは森林や山の奥、あるいは街の公園で、
菌糸を静かに大地の底にのばしながら、胞子を飛ばし、生殖を続けています。
そのことは、キノコにとって自分の生命、遺伝子を残すための行為です。

けれどその行為が、実は森林や山を育むことに一役どころか、重要な役割を
担っているらしいのです。
樹木が育ち、やがて枯れ、土に帰る、その工程において、
キノコの行う「分解」「還元」という作業は、他の生物には出来ない事なのです。

人間は生産、消費を繰り返し、その世界を拡大してきましたが、
誰も知らない森の中で奇妙なキノコがひっそりと、生きているから
森は呼吸を続け、地球は生きている。。。
キノコの偉大さに頭が下がりました。

全部読んだら、キノコというまさに摩訶不思議な存在がが愛おしく思えてきました。
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