本書のタイトルに「考えない」の言葉が入っていますが
何も考えずに 本能の儘に生きよ とか
仏様のご指導のもと すべてをお任せし 思考停止で生きよ
といった類のものではありません。
むしろそういった態度の180度真逆のスタンスから
書かれているものと言えましょう。
具体的には、思考の暴走によって、結局のところ今何が起こって
いるのかさえも観察することがままならない状態・・・
いわゆる「考えすぎ」状態の弊害を解説しそこからの脱出方法を
提案するところなどを紹介しています。
現代社会に住む我々だって「精神の自由」は保ちたい!
では、その自由はいったい何によって奪われるのか?
いいかえると、私たちは何からの不自由を感じるのか?
国家や社会などを含めた他者からの束縛が問題なのでしょうか?
物理的、経済的な視点からは、それらも大きな束縛の原因なのかもしれません。
ただし、仮に大元の原因がそうであったとしても、最後の最後で
自分の「思い込み」≒「自分勝手な考え(妄想)」が
精神の自由を奪っているケースが非常に多い事に気づいた時
ここから回避するための練習として「考えない練習」という選択肢は
確かに存在するだろうし、そのための指南書と考えても良いと思います。
◯ 自分ひとりで考えすぎて、同じような発想が頭の中で
ぐるぐる回り、この場所から脱出したいのに体が動かない・・・
◯ こうしたい、ああしたい、こうすべきといった自己ルールはきちんと作る
でも、いざとなるとそのルールそのものを守れない・・・
このような症状をお持ちの方に ご一読をおすすめします。