読み進めるごとに、自分らしい老年期の暮らしかたを創るイメージが具体的な画像となって現れることに驚きつつ、夢中で読みました。
老後の暮らしは、どこでどんな家でいう器ではなく、誰とどんなふうに時間を過ごしたいのかを考えることからスタートすべきだと。
コミュニティのなかに存在しつづけること、そのための準備をしようと。
さまざまな終の棲家さがしのケースを読み終わるころには、本気で準備をしなくてはと行動したくなります。
生き方、死に方、自分らしさのトライアルしてくれた先人たちの存在と出逢えることの意味は大きいです。
著者の沢部さんは自分の生きざまのなかで、自分のこととして考え、書いていることがとても伝わります。
シンプルな表現なのに、重量感があります。
終の棲家探しを楽しむべきだと明るい気持ちになれるストレートな力があります。それが、一番、貴重でお勧めしたい理由です。