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老年学に学ぶ―サクセスフル・エイジングの秘密 (角川文芸ブックス)
 
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老年学に学ぶ―サクセスフル・エイジングの秘密 (角川文芸ブックス) [単行本]

山本 思外里
5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

人間の潜在能力は、年をとっても再生や成長が可能であり、晩年はとりわけ創造的な時期である。さまざまな分野から、人間の「老化」のメカニズムを知り、「サクセスフル・エイジングとは何か」を明らかにする。老化は宿命や必要ではなく、病気とも別物である。年をとれば病み衰えて役立たずになり、社会的な厄介者になるという「老いの神話」を打ち砕き、「素晴らしい人生の秋」である老年期を愉しもう。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

山本 思外里
1929年、満州(中国東北部)撫順市生まれ。東京大学文学部西洋史学科卒。読売新聞社で、社会部長、婦人部長、読売文化センター委員会事務局長などを歴任、1980年から同社のカルチャー事業を担当し、読売・日本テレビ文化センター専務、東京読売サービス社長、読売・日本テレビ文化センター社長、同社特別顧問などを経て、2001年より全国民間カルチャー事業協議会顧問(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 単行本: 252ページ
  • 出版社: 角川学芸出版 (2008/01)
  • ISBN-10: 4046212616
  • ISBN-13: 978-4046212610
  • 発売日: 2008/01
  • 商品の寸法: 18.6 x 13.6 x 2.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
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形式:単行本
老いというものに関心のある、あるいは年齢として関係のある多くの方にお勧めできる本だと思います。古今東西の老年に関する本(外国のものは邦訳のあるものに限られているようですが)を広く読み、分類、分析したもので、そこからの引用、要約が多くの部分を占めています。一般に知られているものも多く、その意味で新味があるわけではないが、これだけの文献を丹念に読み込んでいることにまず感心させられます。

自分の言葉にするのではなく、引用を多用している点は、賛否あるところでしょうが、私は直に原文に接することができ、好感を持ちました。引用が多いと読みにくくなるものですが、的確に使用することによって大変読みやすい文になっています。このあたりは、著者がジャーナリストということで、このような手法になれているのでしょう。実際に私は平日の3日間で読了しました。仕事を持っていますのでおそらく4,5時間で読んだことになります。かなりの年月をかけて書いたものということですので、こんなに短時間で読んでは申し訳ないようですが、それだけ読みやすくないようも充実していたと言うことになると思います。

第5章の「死をどう準備するか」は重い話題ですが、逆に読み終わってみると気分的にすっきりとし、「死についてもっとオープンに語れ」というエリアスのことばに著者ともに賛同する気になりました。死を前に人間がすすむコースを示すところでは、思わず笑ってしまったが、著者自身はかなり真剣のようで、最後まで読むと納得できるのです。哲学の面からは消化不足の点がかなりみられ、私自身異論もありますが、全体としてこれほど真剣に老いを扱った本はないと思いました。
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By yktkaji
形式:単行本
著者は、東大文学部で西洋史を専攻し、その後読売新聞社などで活躍したジャーナリストである。65歳で役職を退いた後、70歳で老年学に取り組みを開始し78歳でこの本を刊行するまでまさによく勉強したものである。それは参考文献の数が165という事実からもうかがえる。しかしあくまでも一素人として文献を読み、引用して紹介する立場を貫いている点が謙虚で実に気持ちよく読める。つまり、読者は引用文で興味を感じたら、即原著を読むことである。
私は著者より十年ほど年下でこれから本格的に老化・老年について考えなくてはならない時期なのだが、実に素晴らしい本に出会ってこれからの生き方に自信がついかと感じている。定年後で65歳以上のいわゆる前期高齢者に特に広く読んで貰いたいと思う。(余談;人類始まって以来死者は数十億人と書いているが、そんな少ない数ではないだろう。推計でいいのだが、信用できる数字を知りたいものである)。
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