10ねんほど前から、老子には関心がありました。
そのころわたしは、インドの思想家、クリシュナムルテイーに傾倒していたこともあってか、
老子には、非常に感心させられました。老子は”こころの書”であり、思い当たる節があるとか、身につまされるとか、読者の側に感じるところがなければ、意味のない書です。不自然極まりない現代社会では、そういう真実に気づかされる機会はすくないでしょう。
荘子の方は、前からなんか小理屈をこねくり回してるようで好みませんでした。
今回、あらためて読んで、荘子は、より大局的に見たハウツー、商売人、投資家といったかんじです。老子とは全く次元を異にします。
今回の訳・解説は、非常に好きです。こういう本はできるだけシンプルに分かりやすくです。