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老子までの道―六十歳からの自己発見 (朝日文庫)
 
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老子までの道―六十歳からの自己発見 (朝日文庫) [文庫]

加島 祥造
5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

英米文学から老子へ、そして港町・横浜から信州・伊那谷へと生活の場を移すなか湧き上がってきた画作と詩への情熱―60歳を過ぎ、心の声を聞きながら自然の流れにしたがって生きた日々と、そこから見えてきた「命のやすらぎ」に通ずるタオの世界への目醒めを、時にユーモアを交えて綴る。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

加島 祥造
1923年東京・神田に生まれる。早稲田大学文学部卒業。信州大学、横浜国立大学、青山学院女子短大にて英米文学を教える。詩人、タオイスト、墨彩画家。47年、詩作グループ「荒地」に参加。その後、壮年期まで翻訳を中心に行い、フォークナーの五作品をはじめ百点近くを手がける。英訳された漢詩を読み、その面白さを知ると同時に「老子」を知り、93年、現代自由詩訳『タオ―ヒア・ナウ』(PARCO出版)、2000年には全訳『タオ―老子』(筑摩書房)を刊行。95年より信州・伊那谷に独居し、老子の哲理を実践しながら、墨彩画を描く。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 文庫: 181ページ
  • 出版社: 朝日新聞社 (2007/02)
  • ISBN-10: 4022643897
  • ISBN-13: 978-4022643896
  • 発売日: 2007/02
  • 商品の寸法: 14.8 x 10.8 x 1.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
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形式:文庫
老子を読み解き、その精神をご自分の日常に実践しては本に書き、私たちに知らせてくれる加島さん。どんな精神の道をたどり今に至ったのか、神田から横浜を経て伊那谷へ、英米文学の翻訳から英訳の老子へ、そしてご自分訳をものしてさらに生活の中で読みとり続ける。

そんな加島さんの足取りを、いろんな時どきのエピソードを通じて振り返ると、最初は無意識に段々と老子の道、タオに近づき、後半は意識的に近づいてきたことがよく分かる。そしてそれらの記述の中に、ハッと気がついて老子の道、タオに近づき踏み込んだ、と私たち読者にも思わす所があります。加島さんも、タオに漸近線のように連続的に徐々にタオに至ったのではなく、エポックを画してある時ポッとタオに近づき、ある時ポッと踏み込んだのだろうと思います。

私たちもこの本を通じて加島さんのタオへの道を参考に、それぞれのタオへの道をたどってみましょう。
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形式:文庫
老荘思想には昔から興味はあったが、加島氏は老子の考え方をご自分の体験も綴りながら、噛み砕いて分かりやすく説明しておられる。
私なりの解釈では、タオは、広大な宇宙にとうとうとエネルギーのように流れているが、常に感じられるものではなく、自然に耳を傾けてみるとふっと感じるときがある。そして、生きていることの不思議と素晴らしさを思う。
こういう物を私も感じてみたいとは思うが、加島氏も言われているように、ある程度平和な社会でなければ、タオどころではないという側面がある。
戦争状態や不景気で食いっぱぐれた状態の人には、目の前のパンが必要となる。人はパンのみにて生くるにあらずだけど、そこはもう宗教の世界になってしまう。
そこのところは気がかりだが、読んでみての満足感はある一冊だった。
この方のお好きな駒ヶ根にまた行ったら、一連の加島氏の本の事を思い出して、辺りを眺めたいと思う。
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