『老子』などという難しい本に触れることなど考えられなかった私ですが、
この本と出会ってそれが可能になりました。
とても味わい深い内容なので、何度も読み返しているところです。
『「あとがき」に代える八つの断章』に著者の思いが詰まっていますので、
少しだけ紹介します。
・定年退職後は老子原理で生きるべきではないだろうか。・・・老子が、
あらゆる思想哲学の根幹をなす最重要課題「いのち」について、もっとも
深く考察した「いのち哲学」であるからなのだ。
・道とは、いのちのこと。徳とは、愛すること。
特にしみじみと心に残った章は、『相対と変化のはたらき』。
万物は一つの例外もなく
時の流れと共に変化する
変化した末に亡び
さらに変化した末に再生する