著者は野村誠氏と大沢久子氏。
野村氏は現代音楽家。一方、大沢氏は、日本の老人ホームについてのジャーナリスト。
野村氏が、老人ホームでお年寄りと一緒に作曲をする!という
前代未聞のプロジェクトを行う。しかし、まとまらない。でも、まとまらないことを
野村さんは恐れずに、お年寄りのいうことに耳を傾け、お互いに楽しみながら
作曲をしていく。この本では、そんなプロジェクトの6年間を、野村氏と大沢氏が交互に文章を書いた
ノンフィクション。
個人的には野村氏の発想がおもしろく手にとった本です。音楽療法でもなく、つまり目的のない
作曲。けれどその自由さがおもしろい。そして、野村さんのこれからの仕事もますます
気になります。