上巻は、関西出身のアイドルGSグループのヴォーカリスト今西良を主人公とした、同性愛小説でしたが、下巻は、アイドルGSグループを脱退した元メンバーの森田透が主人公の内容です。
脱退後、男娼のような生活をしていた森田透は、元メンバーだった今西良に対して愛憎なかばする気持ちを抱いて日々をおくっていた。ある日、俳優の巽(たつみ)と知り合い、彼と同棲生活をするようになる2人。今西良をそそのかすように言う透に、不器用な愛を捧げる巽。徐々に、巽の優しさにひかれていく透。そんな時、今西良主演のドラマに巽の共演が決まり…。
20代の頃、何十回と読んだかわかりません。誰よりも愛に飢えていて、でも、意地をはって生きている透には、とても、共感しました。
栗本氏の情熱がつたわってくるストーリーです。いまどきのBL系ややおいにあるエロを期待する人には物足りないでしょう。モデルとなった人のファンは読んでみたらいかがでしょうか?