著者が、池袋ジュンク堂で翻訳家を招いて行った対談の記録。
2002年から始まった企画で、パート1は2004年に出版されています。
12人の翻訳家が、海外文学の「紹介者」としての使命感、仕事の仕方、文学論や文化論など幅広く語っています。
英米文学中心ですが、沼野充義さんはロシア・東欧文学、堀江敏幸さんはフランス文学。
どうやって翻訳家になったか?
翻訳は苦しいか?楽しいか?
これから紹介したい作家は?
自分で訳したい古典は?
最近流行っている古典作品の新訳についてどう思うか?
など盛りだくさん。
なぜこの本を訳すことになったか?という質問に「Amazonのおすすめ商品に半年ぐらい出続けていたから」というのがあって、ちょっと笑いました。
海外文学に精通した人達のおしゃべりは、とても魅力的なブックガイド。
対談中に出てくる本や作家は欄外に簡単な紹介が掲載されています。
器用にも訳された本のストーリーは、あまり紹介されていません。
しかし読んでみたくなるのです。
ただ、肝心の著者と翻訳家のプロフィール、対談日の記載がなくて、う〜む。
特に対談日は、どこかにデカデカと載っているのを自分が見落としているんじゃ・・・