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と、ここまで持ち上げておいて言うのもナンなんであるが、相当に「シンドイ」代物である。初学者はいわずもがな、中級・上級と「勘違い」している人にも十分きつい。勘違いしていた人間がこれを書いているのだから確実である。
「やりとおす」という「決に苦」が付きまとう本であるが、投げ出さずに時間をかけて再読していけば、じわりじわりと「血肉」になってくるのが感じられ、それが最終的には自分の仏語の「骨格」になっていることをある日気がつく。そういう本である。
しかしこれだけの内容から、仏語理解に最も重要な「前置詞」がもれてしまったのが惜しい。力が伸び悩んでいる人は信頼できる大型の辞書で、一度「a」「de」などを徹底的に調べてほしい。「ばらばら」だったことばの「つながり」が前置詞を通して把握できるはずだ。いやこれは蛇足。
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