基本的には、両親の手記と、本人の記憶によって構成されています。
座談会は最後に少しあるだけなので、
インタビューと手記の編集だけで無理やり一冊作りだした感じです。
しかし、なんだか非常に無色のフラット感が漂う雰囲気で、
読んでいて嫌な感じを受ける所が、全く無く、
インタビューを淡々と受けてる感じで進みます。
錦織圭選手のキャラクターなのかもしれません。
そう考えると、本が良くできているというよりも、
被対象の良さによって出来た本なのかもしれません・・・
まあ、素材の良さを殺さずに作りだすという事を考えると、
和食の職人のような感じの出来上がりですかね。
でも、とにかくにも、錦織圭選手のルーツが解りますし、
選手育成の過程も少し解りますので、
テニス関係者、興味がある方は読んでみて損はありません。
ただ、読んで得られる知識が少ないので、
買うには若干高いと感じてしまいます。
ファンの方は、絶対に買いだと思いますが・・・