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翔ぶが如く〈7〉 (文春文庫)
 
 

翔ぶが如く〈7〉 (文春文庫) [文庫]

司馬 遼太郎
5つ星のうち 4.3  レビューをすべて見る (7件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

明治十年二月、ついに西郷が立ちあがった!
圧倒的な士気で熊本城を攻める薩軍と援軍を待つ政府との闘いが始まった。激動の時代を描く大長篇が文字を拡大した新装版で登場!

内容(「BOOK」データベースより)

熊本、萩における士族の蜂起をただちに鎮圧した政府は、鹿児島への警戒を怠らなかった。殊に大警視川路利良の鹿児島私学校に対する牽制はすさまじい。川路に命を受けた密偵が西郷の暗殺を図っている―風聞が私学校に伝わった。明治十年二月六日、私学校本局では対政府挙兵の決議がなされた。大久保利通の衝撃は大きかった…。

登録情報

  • 文庫: 336ページ
  • 出版社: 文藝春秋; 新装版 (2002/05)
  • ISBN-10: 4167663015
  • ISBN-13: 978-4167663018
  • 発売日: 2002/05
  • 商品の寸法: 15.2 x 10.6 x 1.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.3  レビューをすべて見る (7件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 86,962位 (本のベストセラーを見る)
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6 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 内田裕介 トップ500レビュアー
形式:文庫|Amazonが確認した購入
各地の反乱が薩摩に飛び火するのを恐れた大久保は、あろうことか、西郷の暗殺を企てる。大久保には、岩倉具視と謀って開国反対の孝明天皇を毒殺したといううわさもある。日本の近代化のためなら、無二の親友でさえ除く。それだけの覚悟があるのが、大久保という人間なのであろう。決して西郷に対して憎しみはなかっただろう。大久保の苦悩は、本作では触れられていないが、きっと余人には計り知れぬほど大きかったに違いない。西郷の死ののち、暗殺予告が届いても、一向に警戒をしなかったところに、この大久保という人間の覚悟と悲しみが伺える。
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2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
 第七巻は西南戦争直前で終わります。

 全十巻ということで多少覚悟はしていましたが、七巻まで来ると想像以上に長いと感じます。さすがに息切れしてきました。しかし、その反面「この時代は奥が深いな」と感じさせられます。

 歴史にしてもなんにしても、物事はたくさんの要素が集まって初めて起こる、そう感じさせられます。

 さあ、次は第八巻。そろそろラストスパートです。息切れしてきた人も、そうでない人もあと少しです。ひとつの時代の終わりを一緒に見届けましょう。
このレビューは参考になりましたか?
1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
佐賀、神風連、秋月、萩と不平士族の乱が勃発し、生まれて間もない新政府に
難題が降りかかります。このあたりの暗黒の時期を経てはじめて、
「坂の上の雲」の昂揚感につながっていくわけですね。
この頃の背景や政治の過程を詳しく知らないと
幕末やその後の例えば昭和史も消化不良になります。

それにしても、大変な時期でした。これを支えた大久保・川路の方に
自分は着目しますね。国家という概念の中で、動脈をまず通すことを大久保は
専らとし、川路は毛細血管の方を担当します。

そこにどうしても立ち塞がるのが「薩摩藩」。維新の原動力となった
この西南の雄藩のみは新政府を拒み、さながら独立国のように新政府と
対峙し続けます。どうもこの辺りは豊臣政権の末期を見るようですね。
やむにやまれず、遂に西郷もその身を私学校に委ね、
西南の役の幕が切って落とされます。
ここで、内政を鎮めるいいチャンスと西郷も考えたでしょう。
このあたり西郷という人物の懐の深さを想います。
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