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翔ぶが如く〈6〉 (文春文庫)
 
 

翔ぶが如く〈6〉 (文春文庫) [文庫]

司馬 遼太郎
5つ星のうち 4.3  レビューをすべて見る (7件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

新生日本の激動期を描く大長篇、文字を拡大した新装版!
明治七年、台湾撤兵により全国的に士族の反乱気分が満ちる。政府は鹿児島私学校を警戒するが、まず熊本に、神風連ノ乱が起こった

内容(「BOOK」データベースより)

台湾撤兵以後、全国的に慢性化している士族の反乱気分を、政府は抑えかねていた。鹿児島の私学校の潰滅を狙う政府は、その戦略として前原一誠を頭目とする長州人集団を潰そうとする。川路利良が放つ密偵は萩において前原を牽制した。しかし、士族の蜂起は熊本の方が早かった。明治九年、神風連ノ乱である。

登録情報

  • 文庫: 361ページ
  • 出版社: 文藝春秋; 新装版 (2002/04)
  • ISBN-10: 4167105993
  • ISBN-13: 978-4167105990
  • 発売日: 2002/04
  • 商品の寸法: 15.2 x 10.6 x 1.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.3  レビューをすべて見る (7件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 90,863位 (本のベストセラーを見る)
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形式:文庫
維新から6〜7年目の日本、幕末に列強諸外国の
圧倒的な産業力を目の当たりにして、不平等な関係を結果として結んでしまった
幕府を倒し、富国強兵へと国家方針のパラダイムを変えるべく、
尊王攘夷のスローガンのもと、明治新政府は誕生したはずでした・・・。

現実の国力や彼我の技術力の乖離に新政府も次第に消沈してしまい、
具体策を打ち出せぬまま、‘征韓論’を引き金に各地で新政府への不平・不満が
士族を中心に起こり、各地で戦乱となり、本書の最大のテーマである
「西南の役」につながるという・・・・・。
まさに混乱の渦に新政府:太政官政府は飲み込まれていきます。
維新後、新政府のいわば‘国家の青写真’の不完全さが露呈していました。
それでも版籍奉還→廃藩置県→断髪・廃刀令を発令し殖産事業も
轟々と行っていきます。

かつての武士階級の最後の砦が‘帯刀’でした。
禄を失い名誉も剥奪された士族たち・・・・。時代の開化のはざまで
政府も士族もギリギリの時代でした。

その中で西郷は鹿児島で沈黙を続け、大久保の国家建造は着々と進行してゆきます。
この時期の西郷と大久保の目に見えない駆け引きは実にスリリングです。

難解な展開の本作、しかし読み応え十分です。
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形式:文庫
征台の役の戦後処理に成功する大久保ですが、(特に士族の)世論は賠償金の額の少なさに憤りを感じ、反政府の動きが活発化していきます。政府側は全国一斉蜂起を防ぐため、小規模の反乱を起こさせて叩く、という戦術にでて、まんまと乗せられた前原一誠は萩の乱を起こし鎮圧されます。司馬は前原の平凡さをことさら強調しており、哀しくも滑稽な人物として描かれています。
一方、熊本では神風連の乱がおき、発足間もない鎮台(百姓とか町人が兵士)が鎮圧にあたります。ここでは、後年、日露戦争で日本を勝利に導く名将・児玉源太郎の若き日の活躍も紹介されています。
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形式:文庫
 第六巻では、「神風連の乱」が起こります。

 歴史に「もしも」「だったら」は付き物です。逆にそれはタブーであるかもしれません。しかし、本巻を読んでいると、「もしも」「だったら」と思うことが多くありました。

 「もしも西郷軍がもっと速く動いていれば」「『それぞれが主導でなければいけない』というプライドがなければ」こう考えるときりがありません。そしてそんなことを考えていると「やっぱり歴史は面白いな」、と思います。

 
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