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翔ぶが如く〈4〉 (文春文庫)
 
 

翔ぶが如く〈4〉 (文春文庫) [文庫]

司馬 遼太郎
5つ星のうち 4.1  レビューをすべて見る (7件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

新生日本の激動期を描く全十巻、文字を拡大した新装版!
征韓論を巡って大久保に敗れ、薩摩へ去る西郷。叛旗を翻し、独立国の様相を呈し始めた薩摩に、政府は厳しく決着をつけようとする

内容(「BOOK」データベースより)

西郷に続いて官を辞した、もとの司法卿・江藤新平が、明治七年、突如佐賀で叛旗をひるがえした。この乱に素早く対処した大久保は首謀者の江藤を梟首に処すという実に苛酷な措置で決着をつける。これは、政府に背をむけて、隠然たる勢力を養い、独立国の様相を呈し始めている薩摩への、警告、あるいは挑戦であったであろうか。

登録情報

  • 文庫: 331ページ
  • 出版社: 文藝春秋; 新装版 (2002/03)
  • ISBN-10: 4167105977
  • ISBN-13: 978-4167105976
  • 発売日: 2002/03
  • 商品の寸法: 15.2 x 10.8 x 1.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.1  レビューをすべて見る (7件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 28,899位 (本のベストセラーを見る)
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3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 内田裕介 トップ500レビュアー
形式:文庫|Amazonが確認した購入
明治6年10月に下野した西郷は鹿児島で隠遁生活を送っている。司法卿江藤新平も明け7年1月に佐賀に戻り、2月に反乱を起こす。大久保は、政府内の同情論を尻目に、江藤に対しさらし首という極刑をもって望む。同藩の黒田の殺人スキャンダルは揉み消したのに、である。

さらに西郷の征韓論を叩きつぶして半年もたたないうちに、台湾出兵を自ら主導した。このあたりはどうも、いきあたりばったりの観が否めない。やはり謎は多い。

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6 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
 全10巻にわたり、近代国家として産声を上げたばかりの明治維新期ニッポンの姿を、若き舵取り役の群像を通して描く巨編です。
 当時、国を動かしていたのは、いずれも30代から40代の人たち。
 幕末の血なまぐさい時代を経て、世界に伍する国をどう作ってゆくのか。権力の座にある者も、また現状に満足しない者も、文字通り血の滲むような模索を続けていた時代。小説は、緻密な歴史考証と、フィクショナルな叙述を、作者一流の筆致で繰り広げ、現代日本にまで受け継がれた様々な功罪を惜しげもなくさらして余りあります。
 
このレビューは参考になりましたか?
1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 草雲雀 トップ1000レビュアー VINE™ メンバー
形式:文庫
佐賀ノ乱の首謀者である江藤新平を、大久保はさらし首とする。
自分の死後の顔を顔を無残にも人にさらされることほどむごいことはあるまい。
大久保の凄味が徐々に表れてくる。

さて、司馬が大久保をどう見ていたか。

まず、私心がないことへの絶対の信頼はある。
目的に対して他人の、いや、自分の心情さえ省みない男と見ているようだ。
西郷に対してはある種の感慨が伴っているが、それはない。
司馬はある意味、大久保にならなれるが西郷には何度生まれ変わってもなれない、と言った心持ちだったのかも知れない。

そんなことを不図感じた。
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