習近平(シー・ジンピン、Xi Jinping、1953年6月1日生まれ )氏は2012年秋、
中国共産党胡錦濤主席の後任者として中国の最高責任者に就任することが、
事実上確定している人物である。
13億人の人口と世界第2位のGDPを持つアジアの大国を、彼はどう導いていくのか。
人気は2022年までの10年間である。
習近平氏の舵取りする中国の未来を読み解くのが本書である。
著者は日本経済新聞の中国特派員を勤め、北京大学への留学経験も持つ記者である。
分析は多岐に渡る。
・ネットによる民主革命は起こるのか
・GDPの米中逆転は起こるのか
・広がる所得格差をどう収めてゆくのか
・真の報道の自由はもたらされるのか
・教育による中国人民の未来は
・米中は融和するのか対立するのか
・海洋利益、領土問題(特に尖閣諸島)に対する中国の変化は
・半日に対する中国の態度は
そして「一党支配体制は続くのか 」
これらはどれも読み応えのある論考であるが、筆者は次のことを唱える。
「友好至上主義の終焉」