登録情報
|
もっと文学的に評価されていい本だと思っている。
純文学の最高潮と呼ばれる太宰の悲壮感よりも、よほどこっちのふわふわした日常が私は死ぬ程好きだ。
本当にほんのり、じわじわと胸の奥にきてざわざわと何かを残していくような、寂しいような読後感。
意識的に恋していたわけではない。それでもなんとなく寂しくなってしまうのは女の性、とでも言っておく。適当な言葉が見当たらないので。
幸せでも不幸せでもない、けれどそれなり前向きに生きて歩いている人々の日常。
ちなみに、羽の音は作中の台詞に「羽が生えてくるのかも知れないよ」という適当に言い放った台詞から。
すごくこの現実感があるようなないような空間に私は心底憧れる。
読んだ時はまだ中一だった私も今年はもう三年生。
時の流れにおいてかれるようなこの本が好きです。(ちょっとこの言い回しは失礼かな)
でも脱帽する感じは大好きです。本当に。
|
この商品のクチコミ一覧
クチコミを検索
|
関連するクチコミ一覧
|
|
|
|