直江兼続出生の秘密が明らかに!!
樋口与六(後の兼続)は安土で織田信長から自分の出生の秘密を聞かされます。
それは上杉家を瓦解させかねない重大なものでした。
なんと、生涯不凡を誓った毘沙門天の化身、上杉謙信の実子だというのです!
それがもし家臣に漏れれば、一枚岩とは言えない上杉家を崩壊させるに十分です。
与六はなぜ自分が樋口家に来ることになったかを知るため、
実母とも言える仙桃院の元を訪れます。
話の中身によっては死をも覚悟して!
その際白装束に尻には織田家の家紋!
織田家何するものぞ!
傾き者という設定の面目躍如です!
そこで聞かされた秘話。
自分は上杉家を守るための「義の子」!
与六の頬を涙が伝います。
突飛な仮説にも思えますが、巻末で「歴史群像」シリーズ編集長新井氏が解説されている通り、
決して史実を無視したものではありません。
むしろ史実を忠実に拾い集め、最も漫画的に面白く構成してると思います。
「義」の人である直江兼続を形作る若い頃に相応しいエピソードの連続です。
花の慶次―雲のかなたに (第1巻) (Tokuma comics)を楽しんだ人なら、
きっとすんなり受け入れられる絵作り・物語です。
今話題の直江兼続の新たな冒険、楽しんでみては如何でしょうか?
お勧めの一冊です!