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義経〈下〉 (文春文庫)
 
 

義経〈下〉 (文春文庫) [文庫]

司馬 遼太郎
5つ星のうち 3.5  レビューをすべて見る (22件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

悲劇の英雄が、活字の大きな新装版で甦る
源氏の棟梁の子に生まれながら寺に預けられた少年時代。英雄に昇りつめ、遂に非業の死をとげた天才の数奇な生涯を描いた長篇小説

内容(「BOOK」データベースより)

義経は華やかに歴史に登場する。木曽義仲を京から駆逐し、続いて平家を相手に転戦し、一ノ谷で、屋島で、壇ノ浦で潰滅させる…その得意の絶頂期に、既に破滅が忍びよっていた。彼は軍事的には天才であったが、あわれなほど政治感覚がないため、鎌倉幕府の運営に苦慮する頼朝にとって毒物以外の何物でもなくなっていた。

登録情報

  • 文庫: 498ページ
  • 出版社: 文藝春秋; 新装版 (2004/02)
  • ISBN-10: 4167663120
  • ISBN-13: 978-4167663124
  • 発売日: 2004/02
  • 商品の寸法: 15.2 x 10.6 x 2.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.5  レビューをすべて見る (22件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 16,597位 (本のベストセラーを見る)
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10 人中、9人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
今年のNHK大河ドラマで話題の源義経の生涯を描いた物語です。上下巻でそれなりの読み応えがありますが、素直な感想としては義経の生涯を描いたと言うよりは平安末期から鎌倉時代への移り変わりの時代の動きを義経を題材にして描いた小説、という感じがしました。さらに日本人のヒーロー源義経としての描かれ方ではなく現実の姿はこんな感じでした的な内容となっています。
従って絵本や伝記をイメージして読みはじめるとその違いに少し戸惑う物があります。ただ、この司馬遼太郎版義経を読み終えてあらためて平安時代と鎌倉武士政権の真実を勉強させてもらえたというところが素直な感想です。義経は頼朝ほどの政治感覚がなく、悲劇のヒーローとして取り上げられますが、源氏としての政権が頼朝から実朝で終わってしまう事で実は頼朝も義経同様の危なっかしい境遇にあった事がこの小説を通じて良く理解できます。
ここを描きたかった著者としては義経の都落ち以降、奥州平泉での自害までの後日談的なエピソードはあまり意味がなかったのでしょう....それがあの唐突な終わり方の理由ではないかと思った次第です。義経をヒーローとして期待して読まれる方は別の作家の本をお薦めます。ですが、時代を感じ取る意味では非常におもしろく読ませる本と言えます。とはいうものの私自身も皆さんが感想を書かれている様にもう少しだけ義経のその後や、ヒーロー然とした内容も欲しかったと思った次第です。

因みに成思吉汗(ジンギスカン)=義経という説があります。義経は奥州で死なずに大陸に渡ってモンゴルの英雄ジンギスカンとなった、というものです。壮大な話として興味持てますね。これについては高木淋光著『成思吉汗の秘密』を読むとおもしろいですよ。

評点の方は★3.5、切り捨てで3つとします。

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1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By みみ
形式:文庫
読み進んでいくうちに、子供の頃読んだ利発そうな「うしわか丸」
繊細な義経ってイメージはガラガラと崩れました・・・。
好色で、単純で、戦略に関してはスペシャリストだったけれど
最後まで鎌倉方の意図が理解出来なかった鬼才の武将として
描かれています。世間の印象と大分違うけれど、多分こっちが
真実に近いんだなって思わされました。
但し、悲運の名将に浸りたいムキにはあんまりお勧めできません。
そういう意味では盛り上がらないから。宮尾登美子さんとかのがいいかも。
義経ものでフィーチャーされがちな叙情的な部分は全然触れられて
おらず、ラストにいたっては正直びっくりしました
(えっ?何で?これで終わり!?みたいな)
司馬さんは、義経を徹底的にリアルに描きたかったのかもしれません
ね。主人公の魅力という点では食い足りないかな・・・。
このレビューは参考になりましたか?
4 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
終わり方が… 2004/12/7
形式:文庫
下巻は木曾義仲征討、一谷の合戦、屋島の戦い、壇ノ浦の戦いと、義経の武威が頂点に達する合戦の連続を描きます。ただし義経の英雄伝的な作品ではないので、いまひとつ盛り上がりには欠けます。
善悪ではなく、頼朝の政治構想の上で義経がいかに危険な存在であったか(なぜ頼朝がそう考えたのか)、よく理解できます。しかし終わり方が唐突です。静との吉野山での別離、鶴岡八幡宮での彼女の義経恋慕の舞、藤原泰衡の裏切り、弁慶の立ち往生、高館での義経の自刃など、すべてすっ飛ばしていきなり「完」です。主人公の陰惨な末路はあっさり終わらせてしまうのが司馬さんの作品の特徴ですが、義経ファンには物足りないかも知れません。
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最近のカスタマーレビュー
何故?
 司馬作品を数々読んで、恐らく鎌倉時代はこの作品だけだったのではないかと... 続きを読む
投稿日: 4か月前 投稿者: Ryo
うーん・・・?
恥ずかしながら初めて司馬さんの小説を読んだのですが、正直初司馬さんにこの本はミスだったかなと思いました。... 続きを読む
投稿日: 9か月前 投稿者: beji
政治的痴呆者「義経」
 義経と郎党たちとの交わりや奥州への逃避行が書かれておらず,その点は残念に思います。... 続きを読む
投稿日: 17か月前 投稿者: HAL
これはちょっと・・・
読むのが辛い失敗作ではないかと・・・。... 続きを読む
投稿日: 23か月前 投稿者: ちょっぱー
もしかすると司馬作品の中でいちばん深い作品かもしれない
... 続きを読む
投稿日: 2010/1/18 投稿者: 久保田真史
苦労(?)判官義経・・・。
軍事力抜群、天性の戦上手、騎馬戦の名手として今だ語り継がれる天才、義経。

有り余る才人にも欠点があった・・・。... 続きを読む
投稿日: 2009/11/6 投稿者: (*^ワ^*)
司馬氏の視点
「坂の上の雲」にも出てきますが、司馬氏の義経に対する

評価というのは、軍事的天才というものです。... 続きを読む
投稿日: 2007/3/9 投稿者: あにも
著者にとってのノンフィクション、という手法
「上」でも述べたが、これは司馬氏の「脳内映画・義経」を描写したような小説であると思っている。... 続きを読む
投稿日: 2007/1/3 投稿者: パブロン中毒
どうしちゃったの司馬先生!?
学生時代は歴史嫌いの私が、司馬氏の「新選組血風録」で時代小説の虜になり、「燃えよ剣」「国盗り物語」「花神」を読み、作者の作品は主人公以外の人物も必ず魅力的な人物が... 続きを読む
投稿日: 2006/9/8 投稿者: ファジーネーブル
実際の義経にかなり近い
本当の義経が書かれている。数ある小説の中で一番スリルを味わうことができる。
投稿日: 2005/10/5 投稿者: "奇妙波瀾激越"
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