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群青―日本海軍の礎を築いた男 (文春文庫)
 
 

群青―日本海軍の礎を築いた男 (文春文庫) [文庫]

植松 三十里
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

幕府海軍の設立から、その終焉まで立ち会った男、矢田堀景蔵。幕府学問所で秀才の名をほしいままにした景蔵は、阿片戦争の波及を恐れた幕府の命により、長崎の海軍伝習所に赴任した。そこでは勝海舟、榎本武揚等、その後の幕府の浮沈を共にする仲間と出会う。幕府海軍総裁まで昇りつめた男の生涯。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

植松 三十里
静岡市出身。昭和52年に東京女子大学史学科卒業後、出版社勤務などを経て、平成15年「桑港(サンフランシスコ)にて」で第27回歴史文学賞受賞。平成21年『群青―日本海軍の礎を築いた男』にて第二八回新田次郎文学賞受賞。同年「彫残二人」で第十五回中山義秀文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 文庫: 425ページ
  • 出版社: 文藝春秋 (2010/12/3)
  • ISBN-10: 4167801132
  • ISBN-13: 978-4167801137
  • 発売日: 2010/12/3
  • 商品の寸法: 15.2 x 10.6 x 2.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (1 カスタマーレビュー)
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12 人中、12人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
幕府海軍 2008/6/8
形式:単行本
初代海軍総裁であった矢田堀景三(鴻)の生涯を描く力作。優れた学者であり技術者であったが時代の要請により、幕府海軍の創設と育成に携わる。幕臣でありながら葛藤の末に旧体制に見切りをつけ、如何に海外列強の侵略に対抗するかに心を砕く。これには師であり条約締結に奔走した岩瀬忠震の影響が大きい。維新後は反乱を起こした部下の榎本武揚が評価され、それを止めようとした矢田堀は不遇であった。二人の妻に先だたれ、子供も震災で亡くすなど家庭的にも恵まれない一生であった。教育者として多数の有才の弟子を育てたことに作者は暖かな光をあてる。方法論の差より反目した勝海舟は軍政家として後半評価される。女性作家とは思えぬ歴史硬派の力量。文句なしのA評価。
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