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このシリーズの特徴として、「笑うツボ」をボールドで強調することで
より一層のおかしさが演出されるようになっています。
ちょうど人気サイトの侍魂のようなテイストを想像するとわかりやすいでしょう。
前作はその「笑うツボ」の着眼点、全体的なテンションの高さが
「バカゲー紹介」という観点で非常に高いレベルで融合しており、
読むものをある意味ハラハラさせ、十分な読み応えを感じさせるものでした。
特に、私は前作でレビューされていたソフトを一作もプレイしたことが
ありませんでしたが非常に楽しく読めたことも特筆すべき点です。
ところが、今作は全体的なテンションが非常に低めです。
「高いところからソフトを”批評”している」という印象を非常に強く受けました。
前作と比べ「シェンムー」や「FF8」、「レーシングラグーン」といった
知名度の高いソフトを取り上げていますが、ほとんどのレビューで
「単なるプレイ日記に毛の生えたようなもの」程度で終わっています。
レーシングラグーンのレビューは比較的前作のテイストを継承していますが、
ページ枠がたくさん割り当てられたのか、無理に文字数を埋めている印象を受けます。
また、ボールド部分(笑うべき箇所)もどこがおもしろいのかわかりにくい部分もあり
「親父ギャグの様な説明が必要な笑い」的な寒さを感じる箇所が多々ありました。
前作「里見の謎」を越えるレビューはもうないのでしょうか?
恐らく、今作を読み返すことはないでしょう。
著者のスタンスが基本的に「ありのまま受け入れる」であるため、毒を撒き散らすク○ゲーぶった切り記事ではなく…何というか「優しさ」すら感じる文章です(容赦ないところは一切容赦しませんが)。
ここに取り上げられたゲームにトラウマを抱えている方も多いかも知れませんが、そういう人はぜひ読んで、その傷を癒してください。