大傑作。
コンセプトがすべての上位にあり、それ以外の要素はコンセプトを実現するためのものとして並べていく、という組み立て方が素晴らしい。
コンセプトとはおもてなしの心であり、お客様にどのように感じてもらいたいのか。何を得て欲しいのか、である。
決して抽象的であってはならない。
また、シド・フィールドのスリーアクト・ストラクチャー式の組み立て方ではシナリオが作れない、という人にはこの本の方法が参考になるかもしれない。ゲームの作り方だけでなく小説・シナリオにも応用がききそうな、含蓄のある書。
歴史に名を残す本になってほしい。
小説の書き方も紹介されている。ストーリーの前にイベント案出しが出る!というのがなるほど!と思った。
ほかに、ストーリーコンセプトに対して、みんなが期待する要素とは何かを抽出し、必要なものも漏れなく洗い出すという「実践プロット成分思考」とかもすごい。
日本のエンターテイメント作者たちに、新しいバイブルとして読まれてほしい一冊。