タイトルは「売らんかな」のハウツービジネス書のように思えるが、中身は
なかなか工夫された会計の本。現場、現実をよく踏まえた内容であると思う。
読めば分かるが、美容院と1000円カットの店のどちらがより儲かるかと
いう議論をしているわけではない。限界利益の大きな製品ばかり製造しても
会社の利益が最大になるとは限らないと言うことを説明するための事例である。
管理会計の本ではあるが、ERPシステムの本質について見事に説明している
前半部分も一読に値する。ERPシステムの本質システムのメリットと限界に
ついてここに書かれていることをはっきり理解してる経営者はもとより、経理、
ITコンサルタントも必ずしもたくさんいるわけではないのではないかと思う。