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美味放浪記 (中公文庫BIBLIO)
 
 

美味放浪記 (中公文庫BIBLIO) [文庫]

檀 一雄
5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

著者は美味を求めて放浪し、その土地の人々の知恵と努力を食べる。私達の食生活がいかにひ弱でマンネリ化しているかを痛感せずにはおかぬ剛毅な書。

内容(「BOOK」データベースより)

およそ咀嚼できるものならば何でも食ってしまうというのが人類の大きな特質であるが、わけても著者はその最たるもの。先入観も偏見も持たず、国内国外を問わず、著者は美味を求めて放浪し、その土地土地に根付く人々の知恵と努力を食べる。現代に生きる私たちの食生活がいかにひ弱でマンネリ化しているかを痛感させずにはおかぬ、豪毅なエッセイ集。

登録情報

  • 文庫: 363ページ
  • 出版社: 中央公論新社; 改版 (2004/04)
  • ISBN-10: 4122043565
  • ISBN-13: 978-4122043565
  • 発売日: 2004/04
  • 商品の寸法: 15 x 10.7 x 1.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 54,075位 (本のベストセラーを見る)
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18 人中、15人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By ib_pata VINE™ メンバー
形式:文庫|Amazonが確認した購入
 350頁の文庫本を4:6の割合で前半を日本篇、後半を海外篇にわけて、壇さんが味わった料理、自ら腕を振るった食材について書いている。

 それにしても、この本が書かれた昭和40年代にはキムチはまだ日本では一般的ではなかったようだし、上海蟹なんかも知られていなかったようだ(もちろん壇さんは、それが日本にも生息するモクゾ蟹であることは知っているが)。ぼくたちの食生活、食材というのは高度成長期とバブル期に、どれほど豊かになったのか、と改めて感じた。

 しかし、まだ檀さんの贔屓にしていたスペイン(と一口にはとても言えないのだが)とポルトガル料理に関しては、まだぼくも食べたこともないような田舎料理を紹介しているのは素晴らしいと思う。ポルトガルに関しては「初鰹をサカナに飲む銘酒・ダン」という章がある。七輪に炭火をおこして焼鰯でぶどう酒をあおる、というのがいい。その章で壇さんが特に気に入ったと書いていたのは「ゴジドー・ポルトゲーゼ」、つまりポルトガル煮。血を吸う蝿に悩まされながらも「酒ならダン」と口走っていた、と書いている。

後はペトルーシカ(петрушка=コリアンダー、中国パセリ、イタリアンパセリ)をたっぷり揉み添えた羊肉のバーベキューの話@ソ連は『わが百味真髄』でも書いているけど、何回、読んでも旨そうだ。

 あと、ストラヴィンスキーの「ペトルーシュカ」とこの薬味とは関係があるのだろうか?いろいろ妄想が膨らむ。ソ連(もうないんだよな)の旅行記で面白かったのは、女医さんたちとシベリア鉄道でコンパートメントを一緒にして、飲みかつ喰いまくる場面。女医さんたちとはドイツ語で語り合ったそうな。なかなかやるなぁ。

 とにかく、そんじょそこらのグルメ本を何冊集めたって、檀さんの本一冊のスケールにはかなわないと思う。

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7 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
本書は前半が国内各地、後半がヨーロッパ、アジアなど世界各地の食べ歩きの本である。といっても有名料理店を巡るのではなく、そこに住む人が普段食べるようなものを紹介しているので肩がこらない。その文章には、作家として、また日頃料理をつくることを愛してやまない著者のエスプリがちりばめられていて、思わず自分もその地に旅行してみたくなる。本書とあわせて、同じ著者の「檀流クッキング」をお読みになることをお勧めする。
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1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 久保田夏彦 トップ1000レビュアー VINE™ メンバー
形式:文庫|Amazonが確認した購入
この本を読むと、日本を旅したくなります。
世界を旅したくなります。
美味しいものを食べたくなります。
見たことの無いものを食べたくなります。
放浪していたくなります。
素晴らしい本です。ぜひ読んでください。
何歳で読んでも、素晴らしい刺激があります。何度でも読み返したい本です。
この未見の世界に連れてってくれることこそ、まさに読書。
ただ、非常に淡々とした文体なので。そこの好き嫌いは気をつけて。
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