107巻と同時発売という形をとっています。
まず、さすがにあれだったのか環境問題から一歩離れたことは評価できます。
しかし、内容はというと、ほぼすべての筋書きが「お悩み解決☆高級料理店」みたいな状態です。とにかくワンパターンです。
そしてこの巻になってから気になるのは、山岡や究極のメニューは何も生み出していない、ただただ取材したことを書いているということです。それに対して取材する側になんら批判することはありません。ただほめるだけです。美味しんぼらしさである反俗的な部分や、権威にとらわれないという考えは完全に失せてしまったようです。
ワサビを金おろしでおろしていても文句もなく、煮ハマの内臓を抜くことに何の疑いも持たない。どちらも過去の巻でいろいろ言及してきたはずです。それにたいするフォローもありません。
過去の巻において、他人の料理で自身の心を説得しようとした飛沢に「他人のふんどしで相撲を取る気か」と叱責しました。今一度、思い出してほしいものです。