現在表紙絵がリニューアルされているが、初版本と内容は同じ。上村松園系の古典美人画の根幹を成す本で、最初に描き方が2例紹介されている。内容は線書きと完成図からなってるので塗り絵のように描くことも出来るし、これを元に自分で写真やカレンダーなどの着物姿をトレースして日本画を描き進めることが可能である。古典美人画は、着物や帯の図柄、髪型など資料探しが難であるが、唯一明治〜大正頃までの京の町娘の髪型と着物姿を保存している舞妓は、格好の題材となろう。出来れば、眼・鼻・口など別個にうまく描けるよう各々勉強してから顔をまとめると良い。私は、美人画を描き始めて数年経つが、手元に置いてことあるごとに参考にしている。